シカゴにはびこる凶悪犯罪に挑む勇敢な敏腕刑事たちの活躍を描く『シカゴ P.D.』で、捜査チームを率いるハンク・ボイト役のジェイソン・ベギーが、シーズン11で見舞われた苦難やシーズン12で起こりそうな恋の予感について語っている。
「ボイトは進化しようとしている」
シーズン11終盤でボイトは凶悪な連続殺人犯に捕らえられたが、九死に一生を得た。米Deadlineのインタビューで、数々の試練を乗り越えたボイトのシーズン12における心境について尋ねられたジェイソンが、「臨死体験や、これまでに起こったすべての出来事が彼を変えたと思う」と回答した。「(新シーズンの)第1話に見られるように、彼は変わった。彼はすべてを手に入れたがるようなタイプで、自分やほかの誰かが疲れていても関係ない。今の彼はどんなことでも経験するつもりなんだ」と説明している。
さらにボイトの変化について、「確実に言えるのは、ハンク・ボイトが進化しようとしているということだけだ。彼はかなり責任感のある生活を送っている。過去12年間を振り返ると、彼は大きく変わった。それは自然なことだと思う。単に“ああ、彼はいい人になった”というのではなく、彼が自分自身や仕事、人々との交流に注いでいる努力や取り組みを目にできるはずだ」とも語った。
今月16日(水)に本国アメリカで放送されたシーズン12第4話「The After(原題)」では、ボイトが州検事補のニーナ・チャップマンと、新しく起きた事件の捜査で密接に協力する展開となる。二人の関係が恋愛に発展する可能性について質問されたジェイソンは、ボイトは恋人を持つべきだと思ったこともあったが、彼は亡き妻のカミールに今も献身的なのだと思うと分析。妻との誓いを守り続けてきたボイトは、魅力的な女性が現れてもなびくような男ではないとも答えており、ジェイソンの中ではチャップマンと恋人関係になる考えはないようだ。
だが、ユニークな素質を持つボイトに女性が恋愛感情を抱いたり、その素質に気づいたりすることはあるだろうとも述べており、シーズン12の残りのエピソードでボイトとチャップマンの関係が進展するかどうかも見どころの一つとなりそうだ。
『シカゴ P.D.』のシーズン12は米NBCにて毎週水曜日に放送中。シーズン1~9はHulu、シーズン7~9はU-NEXTで配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Deadline
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Photo:『シカゴ P.D.』© 2022 NBCUniversal Media, LLC