【配信】海外ドラマランキング|『モンスターズ:メネンデス兄弟の物語』が首位奪取!『プリズン・ブレイク』はいよいよ崖っぷち

全米で配信中の海外ドラマおよび映画(ドキュメンタリー・リアリティショー含む)におけるランキングトップ10(ニールセン調べ)が発表された。「オリジナルドラマ」「非オリジナルドラマ(※放映権を獲得した他社作品)」「映画」という3部門における全米でのストリーミング(配信)ランキングを紹介しよう。

配信ランキング(ニールセン調べ)

2024年9月16日(月)から9月22日(日)までの順位は以下の通り。

ドラマ(オリジナル)

  1. 『モンスターズ:メネンデス兄弟の物語』(Netflix/計9話)...17億1600万分
  2. 『理想のふたり』(Netflix/計6話)...10億1300万分
  3. 『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』(Prime Video/計14話)...8億2900万分
  4. 『エミリー、パリへ行く』(Netflix/計40話)...7億1700万分
  5. 『マーダーズ・イン・ビルディング』(Hulu/計34話)...4億9700万分
  6. 『Into the Fire: The Lost Daughter(原題)』(Netflix/計2話)...4億7900万分
  7. 『タルサ・キング』(Paramount+/計11話)...4億4400万分
  8. 『アガサ・オール・アロング』(Disney+/計2話)...4億2600万分
  9. 『The Secret Lives of Mormon Wives(原題)』(Hulu/計8話)...3億9200万分
  10. 『The Circle(原題)』(Netflix/計85話)...3億6800万分

ドラマ(非オリジナル)

  1. 『ファミリー・ガイ』(Hulu/計433話)...8億1100万分
  2. 『ブルーイ』(Disney+/計154話)...8億700万分
  3. 『Bob's Burgers(原題)』(Hulu/計271話)...7億5900万分
  4. 『ギルモア・ガールズ』(Netflix/計153話)...6億4000万分
  5. 『グレイズ・アナトミー』(Hulu/Netflix/計431話)...6億分
  6. 『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』(Max/計281話)...5億8800万分
  7. 『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』(Hulu/Peacock/計553話)...5億4900万分
  8. 『スポンジ・ボブ』(Paramount+/計292話)...5億3800万分
  9. 『プリズン・ブレイク』(Hulu/Netflix/計90話)...5億900万分
  10. 『ココメロン』(Netflix/計29話)...5億900万分

映画

  1. 『レベル・リッジ』(Netflix)...6億800万分
  2. 『アグリーズ』(Netflix)...6億700万分
  3. 『ねこのガーフィールド』(Netflix)...4億1700万分
  4. 『喪う』(Netflix)...2億分
  5. 『武道実務官』(Netflix)...1億8700万分
  6. 『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(Max)...1億8100万分
  7. 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(Netflix)...1億7900万分
  8. 『アメリカン・ギャングスター』(Netflix)...1億6200万分
  9. 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(Netflix)...1億5800万分
  10. 『モアナと伝説の海』(Disney+)...1億5200万分

※配信先は、現地アメリカでのプラットフォームを記載。

この週、初登場でいきなり総合部門のトップに立ったのは『モンスターズ:メネンデス兄弟の物語』。ヒットメイカーのライアン・マーフィーが手がける実録犯罪をテーマにしたアンソロジーシリーズ『モンスター』の新作で、9月19日(木)に解禁されると4日間で17億1600万分の視聴時間を計上した。2022年、初週に36億分超という驚異的な数値を記録したシリーズ前作『ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語』ほどではないものの、好スタートを切っている。

同作以外で唯一10億分超をマークしたのは、2週続けて立っていた首位の座を『モンスターズ』に奪われた犯罪ミステリー『理想のふたり』で、視聴時間は過去2週に比べておよそ半分(19億1100万分→19億7000万分→10億1300万分)まで減少。そして総合部門3位に入ったのは、毎週シーズン2の新エピソードがリリースされる『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』。この週も8億2900万分と、安定した数字を残した。

前週にシーズン4後半が追加された『エミリー、パリへ行く』のほか、『ファミリー・ガイ』をはじめとした人気アニメ、毎年この時期になると視聴を伸ばす旧作ドラマ『ギルモア・ガールズ』などが総合部門のトップ10圏内につける中、『プリズン・ブレイク』はついに同部門の圏外に。一時は総合部門で4週連続トップの座に君臨していたが、徐々に後退して前週には同部門10位とトップ10圏内ギリギリに。この週の視聴時間は5億900万分まで減り、同部門10位の『アグリーズ』(6億700万分)に1億分近い差をつけられていた。オリジナルドラマ部門で見ても、人気のアニメや20年以上続くロングランのドラマに差をつけられ、10位の『ココメロン』と同じ視聴時間の9位に。いよいよ次週にはランキングから姿を消すかもしれない。

9月18日(水)に最初の2話がリリースされた『ワンダヴィジョン』のスピンオフ、『アガサ・オール・アロング』は4億2600万分で、オリジナルドラマ部門の8位にとどまった。

映画部門では、トップ2が順位をキープする一方、この週もトップ10のうち半分が入れ替わり。クリス・プラット(『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』シリーズ)が人気キャラクター、ガーフィールドの声を担当した『ねこのガーフィールド』が3位、ナターシャ・リオン(『ロシアン・ドール:謎のタイムループ』)、エリザベス・オルセン(『ワンダヴィジョン』)、キャリー・クーン(『LEFTOVERS/残された世界』)の3人が姉妹を演じた『喪う』が4位、韓国のアクションコメディ『武道実務官』が5位、リドリー・スコット監督×デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ主演の2007年の『アメリカン・ギャングスター』が8位、『モアナと伝説の海』が10位にランクインを果たした。

(海外ドラマNAVI)


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Photo:『モンスターズ:メネンデス兄弟の物語』© 2024 Netflix, Inc.