【配信】海外ドラマランキング|4週連続トップの『プリズン・ブレイク』を『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』が猛追

全米で配信中の海外ドラマおよび映画(ドキュメンタリー・リアリティショー含む)におけるランキングトップ10(ニールセン調べ)が発表された。「オリジナルドラマ」「非オリジナルドラマ(※放映権を獲得した他社作品)」「映画」という3部門における全米でのストリーミング(配信)ランキングを紹介しよう。

配信ランキング(ニールセン調べ)

2024年8月26日(月)から9月1日(日)までの順位は以下の通り。

ドラマ(オリジナル)

  1. 『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』(Prime Video/計11話)...10億1500万分
  2. 『Accidente/アクシデンテ』(Netflix/計10話)...8億9100万分
  3. 『史上最悪のパートナー』(Netflix/計4話)...8億3000万分
  4. 『KAOS/カオス』(Netflix/計8話)...5億1100万分
  5. 『マーダーズ・イン・ビルディング』(Hulu/計31話)...4億6000万分
  6. 『アンブレラ・アカデミー』(Netflix/計36話)...3億9300万分
  7. 『フューチュラマ』(Hulu/計158話)...3億6000万分
  8. 『エミリー、パリへ行く』(Netflix/計35話)...3億4800万分
  9. 『Love Is Blind: UK(原題)』(Netflix/計12話)...3億2100万分
  10. 『ラブ・アイランド』(Hulu/Netflix/Peacock/計210話)...2億9600万分

ドラマ(非オリジナル)

  1. 『プリズン・ブレイク』(Hulu/Netflix/計90話)...11億8800万分
  2. 『ファミリー・ガイ』(Hulu/計433話)...10億500万分
  3. 『ディスカバリー・オブ・ウィッチズ』(Netflix/計25話)...9億1500万分
  4. 『Dark Winds(原題)』(Netflix/計12話)...8億9000万分
  5. 『ブルーイ』(Disney+/計154話)...8億8000万分
  6. 『グレイズ・アナトミー』(Hulu/Netflix/計431話)...7億4200万分
  7. 『Bob's Burgers(原題)』(Hulu/計268話)...6億9300万分
  8. 『ウォーキング・デッド』(Netflix/計177話)...6億8800万分
  9. 『デクスター ~警察官は殺人鬼』(Netflix/Paramount+/計96話)...6億5500万分
  10. 『プリーチャー』(Netflix/計43話)...6億2800万分

映画

  1. 『デリヴァランス -悪霊の家-』(Netflix)...6億3500万分
  2. 『ザ・ユニオン』(Netflix)...5億4800万分
  3. 『FLY!/フライ!』(Netflix)...4億5500万分
  4. 『フォールガイ』(Peacock)...3億8400万分
  5. 『フレッシュ?! イン・ハイスクール』(Netflix)...3億5300万分
  6. 『Horizon: An American Saga – Chapter 1(原題)』(Max)...2億7700万分
  7. 『クワイエット・プレイス:DAY 1』(Paramount+)...2億4800万分
  8. 『ローガン・ラッキー』(Netflix)...2億2800万分
  9. 『Trolls Band Together(原題)』(Netflix)...2億1400万分
  10. 『Untold: サイン盗みスキャンダル』(Netflix)...2億1200万分

※配信先は、現地アメリカでのプラットフォームを記載。

7月からNetflixでも配信されるようになった『プリズン・ブレイク』が、総合部門で4週連続トップに。視聴時間は一時の16億分超えほどではないとはいえ、この時点でも11億8800万分をマークしている。一方、10億分超で1位を猛追するのは8月29日(木)にシーズン2配信が始まった『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』。最初の3話がまとめてリリースされた効果もあったかもしれないが、今後どのくらい数字を伸ばすのか注目だ。

総合部門の8位、オリジナルドラマ部門の3位に新たに入ったのはNetflixの犯罪ドキュメンタリー『史上最悪のパートナー』。2022年の『史上最悪のルームメイト』のスピンオフで、自分のパートナーのことを本当はどれだけ分かっているのか?を軸に、恐ろしい恋愛関係が生んだ戦慄の物語を明かしていく。8月29日リリースのファンタジーコメディ『KAOS/カオス』は、オリジナルドラマ部門の4位につけた。『このサイテーな世界の終わり』の脚本家チャーリー・コヴェルがクリエイターを務め、ジェフ・ゴールドブラム(『ジュラシック・ワールド』シリーズ)、デヴィッド・シューリス(『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』)、クリフ・カーティス(『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』)、ビリー・パイパー(『ドクター・フー』)らクセの強いキャストがギリシャ神話に登場する神々や王女を演じる。

非オリジナルドラマ部門には大きな動きはなかったものの、『ザ・ボーイズ』原作者&プロデューサーが2010年代に手掛けた、一風変わった神父が主人公のファンタジードラマ『プリーチャー』が10位に滑り込んだ。

映画部門では、8月30日(金)解禁の『デリヴァランス -悪霊の家-』が1位デビュー。『プレシャス』『Empire 成功の代償』のリー・ダニエルズがメガホンを取ったスリラーだ。そのほかには、今年日本でも公開された『フォールガイ』と『クワイエット・プレイス:DAY 1』が4位と7位、そしてスポーツ界の裏側を描く『Untold: サイン盗みスキャンダル』が10位と、新たにランクインしている。

(海外ドラマNAVI)

Photo:『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』©Amazon MGM Studios