MI5(英国情報局保安部)の落ちこぼれチームと、彼らを率いる傲慢で悪名高いリーダーがイギリスを守る姿をダークなユーモアで軽快に描くApple TV+『窓際のスパイ』。シーズン4の配信が本日より開始するが、新シーズンに登場するキャストがスピンオフに乗り気であることがわかった。
同じユニバースを舞台にしたスピンオフ
『窓際のスパイ』は2010年から続くミック・ヘロンのヒット小説シリーズ「窓際のスパイ」を実写ドラマ化したもの。2022年の「Standing by the Wall(原題)」が第13作目となり、それ以外にも同じユニバースを舞台に、「窓際のスパイ」のキャラクターたちのバックストーリーが語られるスピンオフ小説もある。
そんなスピンオフ小説「Nobody Walks(原題)」に登場するのが、シーズン4からスラウハウスの落ちこぼれ新たなメンバーとしてドラマに参加するトム・ブルック(『ボディガード -守るべきもの-』)演じるJK・コーだ。
英Radio TimesがJKの過去が描かれる「Nobody Walks(原題)」をスピンオフドラマ化する場合、参加したいかと尋ねたところ、「やりたいよ。JKを演じることを辞めたくないからね、本当に」と、演じるキャラクターに愛着を持っていることを明かした。
「JKは本当に特別な存在なんだ。彼にはルールがまったく通用しないように見える。どんなルールだとしても、全くだ。僕はこれまでにこんな人物を演じたことはなく、将来的にこんな役に出会えるかもわからない。でも、そういうキャラクターがまた現れるなら、ぜひ挑戦したいね。何も制限がなく、常に型破りなことを考え続ける、そんな演技の場は本当に楽しかった。だから、この役をもっとできるのであれば、やる気満々だよ」
スピンオフの映像化については、製作総指揮のウィル・スミス(俳優とは別人)も以前に言及しており、ヘロンの別の小説「The Secret Hours(原題)」で明らかになるジャクソン・ラム(ゲイリー・オールドマン)のバックグラウンドに興味があるとコメントしている。
Apple TV+『窓際のスパイ』シーズン1~3は独占配信中。シーズン4は9月4日(水)より配信スタート。Apple TV+で絶対に見るべき!おすすめ海外ドラマ&映画67選【2024年保存版】はこちら。(海外ドラマNAVI)
Photo:Apple TV+提供画像『窓際のスパイ』シーズン4