『ゲーム・オブ・スローンズ』スピンオフのキャスト、本家シリーズを観ていない理由を明かす

米HBOの大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』で青年期以降のエイモンド・ターガリエン役を演じるユアン・ミッチェルが、いまだに本家シリーズを観ていない理由を明かしている。

「新鮮なものをもたらしたかった」

Comicbook.comのインタビューで、「『ゲーム・オブ・スローンズ』のどのキャラクターが、エイモンドと面白い会話を交わすと思いますか?」と質問されたユアンが、「告白します。『ゲーム・オブ・スローンズ』を未見で、この役を演じるにあたり、観たくなかったんです」と回答。

さらに、「意識的であれ無意識であれ、どんな形であろうと、観ることで自分の決断に影響を与えたくなかったし、何か新鮮なものをもたらしたかったんです。エイモンドは唯一無二の存在ですから」と続けた。

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は、『ゲーム・オブ・スローンズ』の約200年前が舞台となる前日譚シリーズ。スピンオフでは、本家に登場したターガリエン家の先祖による七王国の治世や栄枯盛衰が描かれるため、確かに役作りのために本家を観賞していたら、何らかの形で影響を受け、完全に新しい要素を役に持ち込むことは難しかったかもしれない。

シーズン1の終盤では、ヴィセーリス王の後継をめぐってターガリエン家が分裂。王女レイニラ率いる《黒装派》と、王妃アリセント率いる《翠装派》の間で勃発した血生臭い内戦が、シーズン2ではさらに激化することが予想される。

エイモンド役で大注目のユアンは、これまでにNetflixの歴史アクションドラマ『ラスト・キングダム』シーズン2~5でオスファース役を演じ、ミステリー小説をドラマ化した『グランチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバース』、TV映画『EXPO-爆発物処理班-』、第二次世界大戦初期を舞台にしたドラマ『World On Fire』などに出演。今後の活躍が大いに期待されている新進俳優だ。

ユアンがエドモンド・ターガリエン役でカムバックする『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン2は、U-NEXTにて6月17日(月)より毎週月曜に新エピソードが配信。シーズン1は、独占配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』© 2022 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.