『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』で大注目ユアン・ミッチェルの出演ドラマまとめ

大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚となるスピンオフドラマ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』で青年期以降のエイモンドを演じ、今週日本でも放送開始となる話題作『World On Fire』に出演しているユアン・ミッチェルが、いま注目されている。

現在25歳のユアンは、2015年の短編映画で役者デビュー。以来、いくつかの映画やTVドラマに出演してきたが、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は彼にとってこれまでのキャリア史上最大のプロジェクトであり、新たなファンを獲得するきっかけとなっている。ここで、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』で彼のことが気になったみなさんのために、ユアンが過去に出演したTVドラマを紹介。

『World On Fire』

2019年に英BBCで放送された『World On Fire』。第二次世界大戦初期のヒューマンストーリーを、イギリス、ポーランド、フランス、ドイツ、アメリカに住む一般の人々の目線を通して描く。現在、2023年放送予定でシーズン2の製作が進められている。なお、日本ではシーズン1が、11月18日(金)21:00よりBS12トゥエルビにて無料放送

『グランチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバース』

2017年、ミステリードラマ『グランチェスター』でジェームズ・ノートン(シドニー・チェンバース役)やロブソン・グリーン(ジョーディ・キーティング役)、アル・ウィーヴァー(レナード・フィンチ役)らとの共演を果たしたユアン。このシリーズは、2012年に出版されたジェームス・ランシーのミステリー小説が原作。1950年代のケンブリッジ近郊にある美しい村グランチェスターを舞台に、謎の事件に挑む牧師探偵シドニー・チェンバースの活躍を描く。

『Trigger Point(原題)』

今年初め、英国のクライムドラマシリーズ『Trigger Point』の3話分にゲスト出演。このシリーズは、ロンドン警視庁の爆発物処理係であるラナ・ワシントン(ヴィッキー・マクルア『ライン・オブ・デューティ』)の活躍を描く。ユアンが演じたのはラナの弟で、何度もイギリス陸軍への入隊を失敗しているビリー・ワシントン。失業状態が常で、社会生活を維持するのが難しいという役どころ。

『ホテル ハルシオン』

『ダウントン・アビー』が好きな人ならハマるかもしれない。40年代のロンドンにある5つ星ホテル“ハルシオン”を舞台に、そのホテルに関わる人々の複雑な人間模様を描く。ユアンはベルボーイのビリー・テイラー役で出演。『ダウントン・アビー』と同じ英ITVにて放送された本作にはスティーヴン・マッキントッシュ(『ロケットマン』)や、オリヴィア・ウィリアムズ(『ザ・クラウン』)らが出演したが、残念ながら1シーズンで打ち切りとなった。

『ラスト・キングダム』

2015年にスタートし、今年3月に配信されたシーズン5をもって幕を下ろしたNetflixの歴史アクションドラマ『ラスト・キングダム』。ユアンはオスファースという気弱な青年の役でシーズン2から出演。ユアンにとって、複数シーズンにわたってドラマシリーズにレギュラー出演するのは初めてのことだった。大手批評サイト「ロッテントマト」で91%という高評価を得ている本作は、英国の作家バーナード・コーンウェルによるベストセラーシリーズ『The Saxon Stories(原題)』をベースにしている。

(海外ドラマNAVI)

Photo:『World on Fire』🄫2019 Mammoth Screen Limited/『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』Photograph by Ollie Upton / HBO