Netflix『デッドボーイ探偵社』、原作者ニール・ゲイマンが執筆したシーンがある!

DCコミックを映像化したNetflixのファンタジードラマ『サンドマン』のスピンオフとなる『デッドボーイ探偵社』には、原作者の一人であるニール・ゲイマンが自ら執筆したシーンがあるという。(本記事は『デッドボーイ探偵社』のネタバレが含まれます)

ゲイマンが執筆したのは…

『デッドボーイ探偵社』の主人公は、幽霊の少年エドウィン・ペインとチャールズ・ローランド。二人は霊能力を持つ少女と協力し、不可思議な依頼人のために奇怪な事件の解決に挑む。だが、恐ろしい魔女に目を付けられた三人は、厄介な事態に巻き込まれて……。

シーズン1には、『サンドマン』に登場したデス(カービー・ハウエル=バプティスト)とディスペア(ドナ・プレストン)が特別出演している。本家シリーズを視聴していなくても楽しめるストーリーになっているが、彼らの登場は『サンドマン』ファンにはたまらないだろう。

米CBRのインタビューに応じたエドウィン役のジョージ・リクストリューとチャールズ役のジェイデン・レヴリによると、ゲイマンは第1話「クリスタル・パレス事件」の冒頭5分のシーンと、デスとディスペアが登場するシーン、そして最終話「飢えた蛇事件」のラストシーンでペンを執ったとのこと。

脚本の一部も執筆したゲイマンについてジェイデンは、「彼は、僕たちにとって最大のチアリーダーのような存在です。いつも彼は(Xアカウントで)、どれだけ番組が好きか、そして、人々が視聴してくれることがどれだけ待ちきれないかを語っていて、ビックリするぐらいでした」と述べた。

第1話の冒頭5分では、事務所で、二人が看護師の幽霊から仕事の依頼を受けるシーンや、助けようとした幽霊に追いかけられたエドウィンとチャールズがロンドン中を逃げまどう姿、デスが幽霊を迎えに来るシーンが描かれる。

そして第7話でディスペアが登場。地獄でエドウィンと会話を交わすシーンがある。最終話のラストシーンは、紆余曲折を経てロンドンへ戻ったエドウィンとチャールズが、探偵業を再開して締めくくられる。

ゲイマンは製作総指揮も担い、『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』や『フライト・アテンダント』などを手がけたスティーヴ・ヨッキーがクリエイターを務めている。

現時点でシーズン2への更新は発表されていないが、エドウィンとチャールズの探偵物語が続くことを期待したい。『デッドボーイ探偵社』はNetflixにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

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