2024年4月にNetflixで配信がスタートした『デッドボーイ探偵社』だが、本作の前にエドウィンとチャールズがとあるDCドラマに登場していたのをご存じだろうか?
『デッドボーイ探偵社』とは
『デッドボーイ探偵社』は、幽霊のエドウィンとチャールズがデッドボーイ探偵社として超常的な事件を解決していくSFミステリー。原作は同名のDCコミックで、『サンドマン』と世界観を共有している。
だが、デッドボーイ探偵社のメンバーは、実はNetflixで制作される前にDCドラマ『ドゥーム・パトロール』に登場していた。(以下、『ドゥーム・パトロール』のネタバレを含みます)
『デッドボーイ探偵社』はNetflixではなくHBO Maxの予定だった!
そもそも、『デッドボーイ探偵社』は当初『ドゥーム・パトロール』のスピンオフとしてHBO MAX向けに開発されていた。しかし、DCユニバースの計画が変わり、HBO MaxからNetflixに移された経緯があった。
『ドゥーム・パトロール』の該当エピソードはシーズン3の第3話「デッド・パトロール」。殺されたドゥーム・パトロールのメンバーを救うため、ネガティブマンことラリー・トレイナー(マット・ボマー)とドロシー・スピナー(アビ・モントレー)はダニーの推薦でデッドボーイ探偵社の力を借りることに。そうして出会ったエドウィンとチャールズは、ネガティブマンと共に地獄へ向かう。そしてクリスタルとドロシーは、現実世界で三人を見守るのだった。
このエピソードで登場するエドウィンとチャールズ、そしてクリスタルは、Netflix版とは異なるキャストが演じている。
頭脳担当のエドウィンを演じたのは、タイ・テナント。デヴィッド・テナントの息子で、『80日間世界一周』や『グッド・オーメンズ』シーズン2などで親子共演も果たしている。
そして、腕力担当のチャールズは、『HEARTSTOPPER ハートストッパー』ベン役で知られるセバスチャン・クロフト。通常、チャールズはクリケットバットで戦うが、『ドゥーム・パトロール』では「アメリカだから」という理由で野球バットを使っている。
人間で霊能力者のクリスタルは、『オリジン』や『ビッグ・スカイ』に出演しているマダリン・ホーチャーが扮している。
三人ともNetflix版とはかなりビジュアルが異なるが、エドウィンとチャールズのトラウマ描写についてはNetflix版が本エピソードを参考にしているようにも見える。
また、本エピソードではナイス・ナースが登場するが、こちらはNetflix版とおなじくルース・コネルが演じている。同盟ではあるが、ビジュアルがかなり異なり、同一キャラクターではない。
残念ながら『ドゥーム・パトロール』はシーズン4をもってフィナーレを迎えたが、『デッドボーイ探偵社』がシーズン2に更新されたら、ドゥーム・パトロールのメンバーが登場するサプライズがあるかもしれない。または、タイやセバスチャン、マダリンの3人が登場するかも…?
『デッドボーイ探偵社』はNetflixで、『ドゥーム・パトロール』シーズン1~4はU-NEXTで配信中。(海外ドラマNAVI)
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Photo:Instagram @ty__tennantより