Amazon Prime Video(アマゾンプライム)で配信中の異色スーパーヒーロードラマ『ザ・ボーイズ』のスピンオフ『ジェン・ブイ』シーズン2に登場する新たな学部長役が決まった。米Entertainment Weeklyなど複数のメディアが伝えている。(※本記事はシーズン1のネタバレを含みますのでご注意ください)
前シーズンで退場した人の代わりが決定
アメリカに唯一ある、次世代のスーパーヒーローを育成するための大学、ゴドルキン大学の新たな学部長役に決まったのは、『レギオン』のクラーク役や『マンハント ~リンカーン暗殺犯を追え~』のエイブラハム・リンカーン大統領役で知られるハミッシュ・リンクレイター。レギュラーキャストとして参加する。
Hamish Linklater has been cast as a series regular in Prime Video’s ‘Gen V’ for Season 2, Deadline has confirmed.
He will portray Cipher, the newly-appointed Dean of Godolkin University who is described as “charismatic and charming” https://t.co/oY5S5lnKrI
— Deadline Hollywood (@DEADLINE) June 4, 2024
舞台となるのは、ヒーローたちを利用して巨万の富を築いているヴォート社が運営するゴドルキン大学。“ザ・セブン”のクイーン・メイヴ、Aトレイン、ディープを輩出したこの大学で、コンパウンドVという薬品によってもたらされたスーパーパワーを持つ若者たちの熾烈なトップ争いが繰り広げられる。
シーズン1ではシェリー・コン(『MISTRESS<ミストレス>』)演じるインディラ・シェティが学部長だったが、シェティは裏でスーパーパワーを持つ子どもたちを誘拐し、残虐な方法でウイルス実験を密かに行っていたことが発覚。これを知ったケイト・ダンラップのマインドコントロール能力によって、シェティは自分の喉を切って死んでいた。
亡きシェティの後釜として、カリスマ性あふれるチャーミングな人柄の学部長サイファーの就任が決定。科学者としての経歴があるサイファーは政界ともうまく渡り合っており、最高レベルの政府高官から信頼と称賛を寄せられているという役どころのようだ。
メインキャストの一人であるアンドレ・アンダーソン役のチャンス・パードモがバイク事故で亡くなったことを受けて、シーズン2の製作が中断。キャスト、スタッフが喪に服すと同時に、同役を別の俳優にリキャストしないと決断したことから当初予定していたストーリーの変更などが行われた。悲劇を乗り越えてスタッフ、キャストが一丸となり、現在トロントで撮影が行われているという。
『ジェン・ブイ』シーズン1はAmazon Prime Video(アマゾンプライム)にて配信中。本家『ザ・ボーイズ』はシーズン1~3が配信中で、シーズン4は6月13日(木)より配信スタート。(海外ドラマNAVI)