『フレンズ』終了から20年!明らかになってない最終回の謎8選

人気ドラマ『フレンズ』の最終話が2004年の5月6日に放送されてから20年が経った。それを記念して、最終話「グランド・フィナーレ」で描かれた謎や疑問を改めて米TV Lineが報じている。

20年経っても気になる『フレンズ』最終回の謎&疑問8つ

なぜジョーイはあれほどロスとレイチェルの復縁を喜んだのか

シーズン8と9を通してレイチェルに恋い焦がれていたジョーイは、シーズン10の早い段階でレイチェルとの相性が良くないことに気づく。しかし、だからと言って、あまりにも突然二人を応援しはじめるのは謎だろう。

チャンドラーは面白い人だったのか、それともただ最低な人間だったのか

陣痛で苦しんでいるエリカ(アンナ・ファリス『キューティ・バニー』)と二人きりになってしまったチャンドラー。親しくない人とは喋るのが苦手ということもあり、何と声を掛ければいいのかわからないというのは理解できるが、この状況で「この夏の予定は?」と聞くのはおかしいだろう。それだけでなく、陣痛と急所を蹴るのはどっちが痛いだろうと続けるのは、ジョークにしてはきつすぎる。

フィービーのタクシーは違法!?

劇中、何度も登場するフィービーのタクシー。祖母から譲ってもらった車のようだがロスがこのタクシーに 「デス・キャブ(死のタクシー) 」というあだ名をつけたのには理由がある。フィービーの運転が荒いだけではなく、シートベルトがなく、エンジンがいつ爆発してもおかしくない状況からだ。乗るのが恐ろしい車ではあるが、なぜかフロントガラスにはしっかりと車検が通ったというシールが貼ってある。

レイチェルのパスポートは他人の物!?

パリ行きのフライトに乗るレイチェル。搭乗前のセキュリティでパスポートを見せているが、その顔写真はレイチェルではなく、ブルネットの女性であることがはっきりと映っている。小道具スタッフが見逃したのだろうか? また、このセキュリティスタッフもパスポートを見比べることはせずに、上下逆さまのまま一瞬だけ顔を見ているようにも思える。

機内のお隣さんには縁がないレイチェル

写真が違うパスポートで拒否されることもなく乗り込んだパリ行きのフライトでレイチェルの隣に座ったのは、『コミ・カレ!』のジム・ラッシュの演じたキャラクター。「左のフィランジ」に嫌な予感がするからと飛行機をすぐに降りるよう電話口でフィービーから言われたと伝えると、パニックに陥ってしまい、ほかの乗客も巻き込む大騒動に発展してしまう。

また、シーズン4では、ヒュー・ローリー(『Dr.HOUSE ―ドクター・ハウス―』)が演じるキャラクターからはロスとエミリーの幸せな結婚を邪魔するひどい人間だ、と言われたことも。レイチェルは機内でのお隣さんに縁がないようだ。

レイチェルはあの飛行機を降りて本当によかったのか?

パニックのおかげでフライトが遅延し、再搭乗前のレイチェルに想いを伝えることができたロス。その場では断って飛行機に乗るものの…。

この決断が彼女のキャリアに与える影響について、きちんと考えたかどうかは疑問だ。長いこと夢だった仕事を捨てたことになるが、ロスとの未来は一体? これに関しては、残念ながらこの世を去ったマシュー・ペリー不在とはなるが、長年期待されている続編を実現し、明らかになってほしいものだ。

レイチェルとロス、今回はどれくらい続く?

フィナーレでロスがレイチェルと再会したときにジョークとはいえ「別れ」に言及するのに2分もかからなかったことを考えると、この二人が生涯添い遂げるかどうかは疑問だ。

ちなみに、シーズン2第14話で、フィービーがロスに「あなたとレイチェルは一生添い遂げると言われるロブスターのようなものよ」と言ったシーンは有名で、フィービーによるとロブスターは恋に落ちて一生を共にするそうだが、実はこれは全くのウソ。雄のロブスターは次のパートナーに行くまでたったの2週間だそうで…。

モニカとチャンドラーは、どうして引っ越したのか

モニカとチャンドラーは、家賃がお手頃で双子がいても住める広さのあるアパートに住んでいた。もし彼らがあそこに残っていれば、ジョーイはおそらくロサンゼルスに引っ越すことはなかっただろう。それにジョーイを家に呼ばないこともできたはずだが…。

なぜ誰も部屋の鍵を使っていなかった?

『フレンズ』の仲間の生活パターンを振り返ると、モニカとチャンドラーのアパートの鍵をみんなが持っている理由はわかる。だが、長年にわたって何度も何度も締め出されたときに、なぜ誰もその鍵を使おうと思わなかったのかということは謎のままだ。

『フレンズ』全シーズンはU-NEXTで配信中。

(海外ドラマNAVI)

参考元:TVLine

Photo:『フレンズ』©Warner Bros. Entertainment Inc.