大ヒット映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズで主人公マーティの母親ロレインを演じたリー・トンプソン。彼女が主演するドラマ『お騒がせ探偵!スペンサー・シスターズ』が6月にWOWOWにて日本上陸を果たす。
声優に佐々木優子や森川智之
5月開催の大阪コミコンで『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの仲間とともに来日予定のリー。そんな彼女が主演する『お騒がせ探偵!スペンサー・シスターズ』は、世界的推理作家の破天荒な母と元警官の生真面目な娘という正反対の性格でケンカの絶えない母娘がコンビを組む、カナダ発の痛快コミカルミステリー。
ヴィクトリアは世界的な人気を誇る推理作家だが、ここ最近の執筆活動はスランプが続いていた。そんな彼女は、元警官である生真面目な娘のダービーと、ひょんなことから探偵コンビを組むことに。しかし正反対の性格だからか、それとも結局は似た者同士なのか、ついつい衝突しがちな二人。「二人が並ぶと親子というより姉妹のようだ」とお世辞を言われたことから、探偵事務所の名前を「スペンサー・シスターズ」と命名し、二人は様々な依頼に挑んでいく。難事件をスリリングに描きつつ、ヴィクトリアとダービーのやり取りは軽快でユーモラスな、気軽に楽しめるエンターテインメント作品だ。
リーが母親のヴィクトリアを演じる。共演は、『ヴァージンリバー』のステイシー・ファーバー、『アークティック・エア ~北極圏のスカイ・ミッション』のエドワード・ラトル、『スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』のフセイン・マダヴィなど。
なお、吹替版では『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズなどでリーを担当してきた佐々木優子が再び彼女の声を当てることに。そのほかには、庄司宇芽香、森川智之、堀総士郎なども参加する。
リーといえば『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズをはじめとした映画の印象が強いが、実はドラマにもいろいろ出演している。1990年代に主演した『キャロラインin N.Y.』は4シーズンにわたって続き、2010年代にはファミリードラマ『スイッチ ~運命のいたずら~』にレギュラー出演。『フレンズ』『SCORPION/スコーピオン』といった人気ドラマでゲストも務めた。久々の主演ドラマでどんな演技を見せてくれるのか楽しみだ。詳しい放送・配信日時は決まり次第お伝えしたい。
『お騒がせ探偵!スペンサー・シスターズ』あらすじ
カナダの大都市の警察で働く若い女性ダービーは、仕事熱心で勘が鋭いあまりに上司と対立して警察を辞職。さらに浮気をしていた恋人との同居を終わらせるが、住む場所に困り、母親ヴィクトリアが暮らす地方の豪邸を訪ねる。ヴィクトリアは世界的に人気が高い推理作家だが、警官である夫が殉職した後、推理作家としてデビューして娘を置いて世界を飛び回っていたため、ダービーは母を自分勝手な人間だと感じていた。
やがて近所で起きたある事件に一緒に取り組んで解決に導いたことで、意外にもヴィクトリアとダービーの心は急接近。母娘は“スペンサー・シスターズ探偵事務所”を開業し、評判の名探偵コンビとして活躍するのだが…。
(海外ドラマNAVI)
Photo:『お騒がせ探偵!スペンサー・シスターズ』© 2023 Spencer Productons Inc. and Spencer Productons (MB) Inc.