若き日のギブスが主役の『NCIS』新スピンオフ、あのキャラを含む追加キャストが決定

米CBSの大ヒットドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』で長年チームリーダーを務めたリロイ・ジェスロ・ギブスを主人公にした前日譚スピンオフ『NCIS: Origins(原題)』が制作されることは当サイトでもお伝えしてきた通り。この度、本家にも登場したキャラクターの若い頃を含む二人のキャストの出演が決まった。米Deadlineが伝えている。

ギブスの恩師の元パートナー

本作の舞台は1991年、駆け出しのギブスがNCISのキャンプ・ペンデルトン支局で特別捜査官としてのキャリアをスタートさせるところから始まる。そこでギブスは、本家にも出てきたマイク・フランクスが率いる強靭なチームの一員となり…。

続々とキャスティングが発表される同作でこの度報じられたのは、ディアニー・ロドリゲス(『ブラックリスト』)とタイラ・アバクロンビー(『シカゴ・メッド』)。

『ブラックリスト』でレディントンのボディガード、ウィーチャに扮していたディアニーが『NCIS: Origins』で演じるのは、本家のシーズン11に出てきたフランクスのかつてのパートナー、ヴェラ・ストリックランド特別捜査官(その時は、『NIP/TUCK マイアミ整形外科医』のロマ・マフィアが演じていた)。ストリックランドはブルックリン出身で、真面目で頭が切れ、粘り強く歯に衣着せぬタイプ。これまでのキャリアを通して女性を軽視する人たちに過小評価されており、彼らに反撃する機会があれば躊躇なく臨むようだ。

一方のタイラが演じるのは、NCISのキャンプ・ペンデルトン支局で捜査官たちをサポートすることに尽力するメアリー・ジョー。支局について熟知しており、何か知りたいことがあれば彼女が教えてくれるという。

彼女たちのほかには、30代の頃のギブス役にオースティン・ストウェル(『イルカと少年』シリーズ)、ギブスのチームメンバーとなるララ・ドミンゲス特別捜査官役にマリエル・モリーノ『約束の地~葡萄と欲望~』)、そしてマイク・フランクス役にカイル・シュミット『SIX アメリカ海軍特殊部隊』)がすでに起用されている。

本家でギブスを演じたマーク・ハーモンがナレーションを担当。彼は、『NCIS』で何度か若かりし頃のギブスを演じた実の息子ショーンとともに製作総指揮も務める。

『NCIS』シリーズでは、ギブス以外の本家のキャラクターを主人公にした別のスピンオフも進行中。そちらではトニー・ディノッゾ(マイケル・ウェザリー)とジヴァ・ダヴィード(コート・デ・パブロ)、そして彼らの娘タリを主人公にした、ヨーロッパを舞台にしたタイトル未定のスピンオフがシリーズ化され、マイケルとコートが製作総指揮も務めると言われている。

『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン1~20はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline

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