『アガサ・クリスティー ミス・マープル』シーズン6、3月30日(土)よりBS11で放送スタート

イギリスの片田舎で暮らす素人探偵の老婦人が活躍する人気の英国ミステリー『アガサ・クリスティー ミス・マープル』の最終章となるシーズン6が、3月30日(土)からBS11にて放送される。

殺人犯を知る少佐は殺されたのか?

主人公は、“ミステリーの女王”アガサ・クリスティーが祖母をモデルにしたと言われる、イギリスの架空の村、セント・メアリ・ミード村に暮らす老婦人のジェーン・マープル。普段の彼女は村の人々と優雅にお茶を飲んだり、家で一人で編み物をしたり庭いじりをしたりと、のどかな日常を送っている。しかし、実は人々の生活に隠された真実を見抜く洞察力を持ち合わせており、村の情報通で抜群の人間観察力と鋭い推理力を兼ね備えることから、ひとたび事件が起こると、自身の経験や過去の出来事、村の噂などを通じて名推理を繰り広げる。同役を演じるのはジュリア・マッケンジー(『ゴールド・ディガー ~疑惑 年下の男』)。

『アガサ・クリスティー ミス・マープル』は、ミス・マープルが登場する長編・短編小説だけでなく、別の探偵や刑事が活躍する小説も元にしているのが特徴。シーズン6では、「カリブ海の秘密」と「グリーンショウ氏の阿房宮」というマープルの長編・短編小説のほか、「終りなき夜に生れつく」というマープル以外の作品も映像化されている。

なお、シーズン5までは木曜日の夕方に2話連続で放送されていたが、この最終シーズンは土曜日の朝へとお引越しとなるのでご注意を。

シーズン6第1話「カリブ海の秘密」では、転地療養のためカリブ海の島で過ごしていたマープルが、夕食の席で隣に座ったバルグレイブ少佐から「殺人犯が写っている写真を見せよう」と言われる。だが、少佐は周囲の誰かを凝視したかと思うと慌てて話題を逸らし、マープルに見せる前にその写真をしまってしまう。その時は少佐の言葉を本気で捉えていなかったマープルだが、翌朝、少佐の遺体が自室で発見され…。

ゲストとして、『THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~』のチャリティー・ウェイクフィールド、『ピープ・ショー ボクたち妄想族』のロバート・ウェッブ、『ワンス・アポン・ア・タイム』のチャールズ・メジャー、『MI-5 英国機密諜報部』のハーマイオニー・ノリス、『名探偵ポワロ』のキンバリー・ニクソン、『キリング・イヴ/Killing Eve』のフィオナ・ショウ、『ライン・オブ・デューティ』のマーティン・コムストン、『女王ヴィクトリア 愛に生きる』のトム・ヒューズ、『1899』のアナイリン・バーナード、『ウォリアー』のジョアンナ・ヴァンダーハム、『コペンハーゲン/首相の決断』のビアギッテ・ヨート・ソレンセンらが出演。

『ヨーロッパミステリー アガサ・クリスティー ミス・マープル』シーズン6 放送情報

BS11にて3月30日(土)より毎週土曜日 8:00~9:00に放送

(海外ドラマNAVI)

Photo:『アガサ・クリスティー ミス・マープル シーズン6』© Agatha Christie Ltd 2013