一気見できて損しない!コスパ重視の人におすすめの高品質な海外ドラマ【HBO作品5選】

この記事では、コスパ・タイパを重視する人におすすめしたい海外ドラマをご紹介。質の高いドラマを制作することで知られる米HBOが手掛けた作品の中から、1シーズンのみで、かつ話数が比較的少ない作品をピックアップした。

ジェネレーション・キル 兵士たちのイラク戦争(2008年)

戦争ドラマのミニシリーズ『ジェネレーション・キル』ではイラク戦争の内情に触れることができる。2003年の米海兵隊第1偵察大隊を描く物語で、エヴァン・ライトの著書を基に、『THE WIRE/ザ・ワイヤー』のクリエイター、デヴィッド・サイモンとエド・バーンズがテレビ用に脚色した。このドラマで描かれた戦争初期の日々は信憑性が高いと評価されており、現代の戦争の混沌とした物語をフィルターなしで語っている。主演は『トゥルーブラッド』や『ビッグ・リトル・ライズ』、『メディア王』などにも出演しているHBO常連のアレキサンダー・スカルスガルド。

ウォッチメン(2019年)

「ウォッチメン」は最もすばらしいコミックのひとつであり、HBOはこの作品を映像として正しく表現できる、信頼に値するテレビ局だ。このシリーズはコミックの続編として(ザック・スナイダーの映画ではない)、巨大なイカ(のような生命体)のニューヨーク襲撃から34年後の世界が舞台。アラン・ムーアによるオリジナル・シリーズのテーマ探求と、警察の残虐行為や人種に関する現代の社会的テーマを軸にしている。コミックファンにとってもテレビファンにとっても、『ウォッチメン』はこのジャンルの常識を覆すエッジの効いたスーパーヒーロードラマとして必見である。

\新規登録なら31日間無料!/

詳細>>

ナイト・オブ・キリング 失われた記憶(2016年)

HBOが別の番組(BBCの『Criminal Justice(原題)』)をリメイクした稀有な例である『ナイト・オブ・キリング 失われた記憶』は、刑務所内の様子からアメリカの刑事司法制度の実態を描くシリーズ。ナズ役で高い評価を得たリズ・アーメッドを筆頭に、キャストは誰もがすばらしい演技を見せるが、ジョン・タートゥーロとビル・キャンプの二人は特に際立っている。また、無実の男が殺してもいない女性の死体のそばで目を覚ました後、裁判所と刑務所のシステムに翻弄されていく過程を、息をのんで見守るような、そんな緊迫した雰囲気も魅力だ。

メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実(2021年)

アカデミー賞受賞者をミニシリーズに起用すると、映画にはできない長いスクリーンタイムでその才能を発揮してもらうことができる。ケイト・ウィンスレット(『タイタニック』)は『メア・オブ・イーストタウン』で主人公の刑事メア・シーアンを演じ、2度目のエミー賞を獲得。エヴァン・ピーターズ(『アメリカン・ホラー・ストーリー』)とケイリー・スピーニー(『ビリーブ 未来への大逆転』)の演技も高く評価されている。このドラマは、手に汗握るミステリーと巧みに描かれたキャラクターが魅力で、家族ドラマと田舎町の生活というバックボーンが、中心として語られる事件をより一層引き立たせている。

チェルノブイリ(2019年)

実話に基づき、HBOが現実の原発事故を映像化したこのドラマは、同局で代表するシリーズのひとつとなった。このシリーズでは、1986年の大惨事につながる出来事とその余波を描き、当時のソ連の政治状況も検証する。そんな本作は、多くのHBOの歴史番組と同様に、実際の出来事の細部へのこだわりを称賛されている。『THE LAST OF US』も手がけたクレイグ・メイジンがクリエイターを務め、ジャレッド・ハリス(『ザ・クラウン』)や、ステラン・スカルスガルド(『マイティ・ソー』シリーズ)といったベテランの演技も光る『チェルノブイリ』は、近年最も高く評価されているTVシリーズの一つとなった。

\新規登録なら31日間無料!/

詳細>>

参照元:米ScreenRant

(海外ドラマNAVI)

Photo:『ナイト・オブ・キリング 失われた記憶』(C)2016 Home Box Office, Inc. All Rights Reserved.