ゾンビが出てくる海外ドラマランキング【トップ10】

もはやジャンルのひとつになり得るほど、多くの番組が製作されているゾンビドラマ。ドラマ、スリラー、ポストアポカリプス、コメディなど、さまざまなジャンルに取り入れられている。

この記事では、米Screen Rantがピックアップしたゾンビドラマトップ10選をご紹介。その中から、まだあまり知られていなさそうな4作品について、より深く見ていこう。

ゾンビドラマランキング【トップ10】

『死霊のはらわた リターンズ』

カルト的人気を誇るホラー映画『死霊のはらわた』。『死霊のはらわた リターンズ』は、その30年後を描くスピンオフシリーズ。米Starzにて2015年に放送を開始し、2018年まで3シーズン続いた。映画版と同じく主演を務めるのはブルース・キャンベル。ブルースは、続編映画の『死霊のはらわたII』(1987年)、『キャプテン・スーパーマーケット』(1993年)、『死霊のはらわた』(2013年)、『死霊のはらわた ライジング』(2023年)にも、すべて出演もしくは製作として参加している。

ドラマシリーズでは、忌まわしい惨劇を経て平穏に暮らしていたアッシュが、再び悪霊との戦いに身を投じることになり、町の若者たちとチームを組む。もちろん、このフランチャイズの魅力であるユーモアも健在。30年の人生を重ね、より成長したアッシュの姿を見ることができる。

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『ブランニュー・チェリーフレーバー』

Netflixのオリジナルホラードラマ『ブランニュー・チェリーフレーバー』は、映画を撮ろうとロサンゼルスに渡ったリサ(ローサ・サラザール)という女性を中心に描くリミテッドシリーズ。ようやく監督作を撮れると期待していた彼女だが、ゾンビや殺し屋、謎の子猫、人を呪う力を持つタトゥーアーティストなど、悪夢のような状況に身を置くことになる。

ゾンビはこのドラマの小さな一部に過ぎないが、それがエンターテイメント性を保っており、最高のゾンビ番組のひとつとして挙げられるだろう。

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『HELIX -黒い遺伝子-』

2014年から米Syfyで放送されたサイエンススリラー『HELIX -黒い遺伝子-』は残念ながら2シーズンで幕を下ろしたが、視聴者にも批評家にも高く評価された。

感染するとすぐ死に至るか、血を求める凶暴なクリーチャーになってしまうという謎のウイルスが蔓延した北極の研究所で、CDC(疾病予防管理センター)から派遣された科学者チームが謎の解明に取り組むさまが描かれる。

一見、特に独創的なものではなく何百回と繰り返されてきた設定かに思えるが、『HELIX』は科学者たちがウイルスの拡大をコントロールしようとする物語のSF的側面に焦点を当てることで、単なるゾンビものとは違う独自のドラマに仕上がっている。

『デイブレイク 〜世界が終わったその先で〜』

ゾンビの物語をコメディタッチに描いた『デイブレイク 〜世界が終わったその先で〜』は、17歳の落ちこぼれ高校生ジョシュ(コリン・フォード)が主人公。ゾンビやマッドマックスもどきのギャングがはびこる人類滅亡後のカリフォルニアで、彼は大好きなイギリス人のガールフレンドを探すことに。多彩な助っ人たちと力を合わせつつ、グーリーと呼ばれるゾンビ化した大人や悪ガキの集団と戦わなければならない。

ポップカルチャーへの言及が満載なのも、この作品の魅力だ。

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Photo:『デイブレイク 〜世界が終わったその先で〜』Ursula Coyote/Netflix