兄弟・家族の愛憎、サスペンス、復讐劇、そしてラブロマンスと、様々な要素の詰まったドラマ『蒼のピアニスト』。
BS12とKーboardのコラボ企画(※)で実施された「視聴者が見たいドラマ」の視聴者人気投票で一位を獲得した伝説のドラマについて、視聴できる配信サービス、あらすじ、キャストについて解説する。
※2023年2月6日~2月20日の第1弾人気投票「新・韓流四天王決定戦」にて上位4名を選出。その後、3月27日~4月10日の第2弾投票企画にて、新・韓流四天王出演作の中から見たい作品の投票を行い、見事1位に選ばれた。目次
韓国ドラマ『蒼のピアニスト』を視聴できる配信サービス
現在『蒼のピアニスト』を配信しているサブスクリプションサービスは、以下の通り。
Amazon Prime Video(アマゾンプライム) | 「韓国ドラマ・エンタメ Channel K」にて見放題配信 |
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Leminoプレミアム | 見放題配信 |
Abema(アベマ)プレミアム | 見放題配信(第3話まで無料) |
U-NEXT(ユーネクスト) | × |
Disney+(ディズニープラス) | × |
Hulu(フールー) | × |
Netflix(ネットフリックス) | × |
『蒼のピアニスト』見るのにおすすめの配信先
Amazon Prime Video(アマゾンプライム)の有料追加チャンネル「韓国ドラマ・エンタメ Channel K」にて見放題配信中。初回登録14日間無料、それ以降は月額550円で豊富なラインナップの韓国ドラマを楽しむことができる。すでにアマプラ会員の方で、韓国がドラマ好きな方には特におすすめ。
月額990円で利用できるLeminoプレミアムは、初回登録なら初月無料でサービスが利用できる。期間内に全話視聴して解約すれば、無料で『蒼のピアニスト』を楽しむこともできる。
大きな話題を呼んだサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」(通称:日プ女子)などが独占配信中なので、韓国ドラマ二に限らず、K-POPなどにも興味がある人は、ぜひ検討してみてほしい。
※本作品の配信情報は掲載日時点での情報です
配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはLeminoのホームページもしくはアプリをご確認ください。
「とりあえずお試しで数話見てみたい」という方にはAbemaの利用もおすすめ。無料で楽しめる最初の3話を視聴してみて、本作が気に入るかどうか吟味できる。月額960円のプレミアム会員になれば、全話見放題となる。
韓国ドラマ『蒼のピアニスト』作品情報
原題 | 다섯 손가락(英題:Five Fingers) |
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放送局 | SBS |
放送期間 | 2012年8月18日~11月25日(韓国) |
話数 | 全30話 |
演出 | チェ・ヨンフン(『パンドラ 偽りの楽園』『復讐のカルテット』『走れサバ!』) |
脚本 | キム・スノク(『ペントハウス』『復讐のカルテット』) |
キャスト | チュ・ジフン、チ・チャンウク、チン・セヨン、チェ・シラ、チョン・ウヌ、チョン・ノミン ほか |
韓国ドラマ『蒼のピアニスト』あらすじ
小さな島で祖母と二人きり、貧しい暮らしを送っている小学生のジホ。ある日、祖母は轢き逃げ事故に遭い亡くなってしまう。ジホは大きな悲しみに暮れながらも、天性の音感で祖母を轢いた車のクラクションの音を思い出し、犯人を探し当てた。
天涯孤独の身となったジホのもとに、ジホの父親だと名乗る男が現れる。その男、ユ・マンセは、大企業プソン楽器の会長だった。マンセはジホを引き取り、自宅の豪邸に迎え入れる。そこにはマンセの母親と、マンセの妻であるヨンラン、そしてジホの異母兄弟となるイナが暮らしていた。
これまで母ヨンランの愛を独占して育ってきたイナは、突然現れた兄を激しく拒否し、冷たくあたる。さらにジホが絶対音感の持ち主だということがわかると、プソン楽器の跡取りとして血の滲むような努力をしてきた自身のピアノの腕前に自信を持つイナの、プライドが揺さぶられる。
ピアノを習い始めたジホはメキメキと腕をあげ、焦るイナの妨害を受けながらも確実に周りに認められ始める。父親はジホを褒め、母親はイナとジホを平等に扱う。これまでの環境と変わってしまった状況に憤るイナ。
さらにイナは、彼が想いを寄せているピアノ好きの少女ダミがジホの事を慕っていると知る。イナは生まれて初めての劣等感と悔しさから、ジホへの敵意をますます強くしていく。
韓国ドラマ『蒼のピアニスト』予告編
韓国ドラマ『蒼のピアニスト』キャスト
何重にも絡み合う複雑な人間関係を、人気と実力を兼ね備えた俳優たちが見事に演じたドラマ『蒼のピアニスト』。ここでは、その豪華俳優陣をご紹介する。
ユ・ジホ(キャスト:チュ・ジフン)
ユ・マンセの長男として引き取られた、絶対音感を持つ少年。腹違いの弟であるイナに疎まれながらも新しい家族の元で育てられ、天才ピアニスト・天才作曲家へと成長する。
カリスマモデルから役者となったチュ・ジフンがジホを演じた。洗練された容姿から醸し出されるどこか哀愁の漂う演技が視聴者を惹きつけた。
ユ・ジホ※幼少期(キャスト:カン・イソク)
幼少期のジホを演じたのは、放送当時13~14歳のカン・イソク。弟に虐げられても兄らしくいようとする健気な姿が視聴者の涙を誘った。
『蒼のピアニスト』以降も俳優活動を続けており、話題作にも多く出演している。
ユ・イナ役(キャスト:チ・チャンウク)
ユ・マンセとチェ・ヨンランの息子で、赤ん坊の時から鉛筆よりも先に鍵盤に手を伸ばしたというほどのピアノの神童。プライドが高く、突然現れた血の繋がらない兄への嫉妬や執念を抱きながら育ち、ピアニストとなる。
演じたチ・チャンウクは“アジアの貴公子”の異名を持つほど絶大な人気を誇る俳優。爽やかなルックスから好青年役を多く演じていたが、本作ではジホに激しい嫉妬心を抱くヒール役に挑戦。高慢で時に狡猾、しかし時に弱々しい姿を見せるイナの姿に心を打たれた視聴者も多い。
ユ・イナ※幼少期(キャスト:キム・ジフン)
幼少期のイナを演じたのは、放送当時11歳のキム・ジフン。イナ役はオーディションで勝ち取った。バイオリンを習っており楽譜を読むことはできたものの、ピアノは全く弾けない状態での合格だったため、難曲を弾く神童として一生懸命ピアノを身につけたとインタビューで語っている。
『女王の教室』などへの出演を経て、現在は5人組アイドルグループBXBのメンバーとして活躍中。間宮祥太朗似(?)のメンバーである。
ホン・ダミ役(キャスト:チン・セヨン)
ピアノに憧れる貧しい少女。耳の不自由なホットク売りの父を持つ。お金はなくても温かい家族に恵まれた、優しい女の子。不運が重なりながらも、真っ直ぐな心を持ったまま大人になる。
第4話のみT-ARAのウンジョンが演じ、それ以降はチン・セヨンがダミ役を務めた。守ってあげたくなるような愛らしい笑顔と、不幸な境遇にへこたれずに凛と生きる姿が素敵なヒロインで、彼女の明るく清純な雰囲気によく合う役だった。
チェ・ヨンラン役(キャスト:チェ・シラ)
イナの実母でマンセの妻。マンセとの仲は険悪だが、一切反抗しない。マンセによってイナとジホを平等に愛さなくてはならない状況下に置かれる。
慈愛と憎しみを抱きながらそれをひた隠しに生き、様々な表情を見せる難役を見事に演じ切ったのはチェ・シラ。演技力には定評があり、特にKBSの大河ドラマ『王と妃』の仁粋大妃の若年から老年までを演じ、KBS演技大賞を受賞した。
主な出演作:『千秋太后[チョンチュテフ]』『別れが去った ~マイ・プレシャス・ワン~』
【ネタバレ】韓国ドラマ『蒼のピアニスト』最終回あらすじ
※ここから先は最終回のネタバレを含みます。
懲役一年の刑期を終えたイナが出所する。執行猶予の判決が出たあと姿を消したヨンランは、ジホを庇って殴られた時の後遺症で視力を失いながら、幼い頃のジホが過ごしていた済扶島でたった一人で暮らしていた。ジホやイナが訪ねても帰ろうとはせず、過去の行いを悔いながら過ごすヨンラン。愛するが故にジホに冷たくするヨンランの気持ちに気付かないジホはドイツへの留学を決める。
旅立ちの日、別れの挨拶に来たジホを断腸の思いで突き放すヨンランだが、車で去っていくジホを思わず追いかけてしまう。目が見えない状態で靴が脱げてしまうのもお構いなしに必死に走って追いかけるヨンランは道を外れ、険しい懸崖へと向かっていく。
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