クリスマスに自宅に取り残されてしまった少年ケビン・マカリスターが、強盗二人組を相手に撃退作戦を繰り広げるファミリーコメディ映画『ホーム・アローン』。すっかりクリスマス映画としておなじみとなった本作は、どこで撮影されたのだろうか?
『ホーム・アローン』のロケ地は脚本・製作を務めたジョン・ヒューズの出身地
米NBC Chicagoによると、『ホーム・アローン』は、いかにもクリスマスらしい雪景色に包まれた郊外の邸宅が舞台となり、そのロケ地となったのは米イリノイ州シカゴ、ノースショアにあるウィネットカ。
毎年ホリデーシーズンになると、『ホーム・アローン』で有名になった赤レンガのマカリスター家を見るために、多くの人々がウィネットカの郊外へ足を運ぶそうだ。本作は、地元住民にとって単なるクリスマス映画ではなく、地域の歴史の一部にもなっているという。
人気映画の舞台裏を紹介するNetflixのドキュメンタリーシリーズ『ボクらを作った映画たち』では、『ホーム・アローン』が誕生した経緯や脚本・プロデューサーを兼任したジョン ヒューズのビジョン、撮影過程で起きた問題などについて詳しく説明されている。
もともと、クリス・コロンバス監督はリンカーン・アベニュー沿いの邸宅をマカリスター家の屋内シーンの撮影に使用するつもりだったが、撮影スタッフが全員入り切らなかったのだとか。そこで、その赤レンガの家は外観の撮影のみに使用し、その代わりに屋内シーンは、1981年に閉校になったニュー・トリーア・タウンシップ高校で撮影された。
ドキュメンタリーでは、ヒューズが高校の体育館に2階建てのサウンドステージを建設させたことが明かされている。また、学校のバスケットボールコートには飛行機のキャビンのセットが作られ、大量の水が使われるシーンに対応できるよう、地下室はプールに建設されたとのこと。
その他にも、ケビンがサンタクロースのワークショップを訪れるシーンは、ウィネットカの村役場に隣接するチェスナット・コート、ケビンが買い物に行く食料品店と薬局も同地で撮影され、『ホーム・アローン』は今も約1万2000人の住民と深く結び付いた映画となっている。
『ボクらを作った映画たち』では、高校生だった頃にヒューズが同地域に住んでいたため、『ホーム・アローン』の撮影地に選ばれたと説明しており、ヒューズは80年代を代表する青春映画『フェリスはある朝突然に』と『すてきな片想い』も、ウィネットカがあるノースショアで撮影している。
『ホーム・アローン』放送&配信情報
『ホーム・アローン』は、本日12月22日(金)に日本テレビ・金曜ロードショーで放送予定。
動画配信サービスでは、Disney+(ディズニープラス)にて、『ホーム・アローン』全5作+2021年にリリースされた新作『ホーム・スイート・ホーム・アローン』が見放題配信中。(海外ドラマNAVI)
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Photo:『ホーム・アローン』
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