大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のサーセイ・バラシオン役で知られるレナ・ヘディが主演する新作のSFスリラードラマ『Beacon 23(原題)』が、新プラットフォームへ移ったことが明らかとなった。
一度はホームを失い追い込まれるも…
『Beacon 23』は、Apple TV+で大ヒットしているSFドラマ『サイロ』の原作者として知られるヒュー・ハウイーが2015年に発表した小説のドラマ化。宇宙の果てに閉じ込められてしまった二人の運命が絡み合うサスペンス・スリラー。
米Deadlineによると、2021年3月にレナの出演が発表された本シリーズは、もともとSpectrum OriginalsとAMCネットワークで製作・放送される予定だった。ところが、その後にSpectrumがオリジナル番組から撤退し、AMCネットワークも独自のオリジナル番組枠を縮小。このSpectrumの決定と、番組のセカンド・ウィンドウ・ライセンス契約を結んでいたAMCネットワークがコスト削減とコンテンツの評価損として4億ドルを計上した結果、『Beacon 23』は居場所を失った。
本シリーズはシーズン1の製作開始から約2ヵ月でシーズン2への更新が発表されたが、のちにプラットフォームを失ったためリリースされずじまいだった。そんな逆境を乗り越え、この度Amazon傘下の米MGM+が番組の権利を獲得し、11月12日(日)にリリースすることを発表した。
レナが演じるのは、アスターという名前の女性。彼女は宇宙の暗黒の奥地で発信機を見守る孤独な灯台守のもとへ、不思議な方法でたどり着く。灯台守であるハランは、アスターが敵か味方なのかを疑い始め、宇宙の果てという緊迫した状況の中、二人の意地の張り合いが繰り広げられることに──。
ハランを演じるのは、『ホームカミング』や『サーフェス ねじれた記憶』に出演しているステファン・ジェームズ。ハランは宇宙の果てで孤独に生きる男。その状態が彼の正気を蝕んでいき、過去の傷跡と秘密にも悩まされる彼は、自分と同じくらい深い秘密を抱えた女性との緊迫した争いに巻き込まれてしまう。
ショーランナー・製作総指揮を務めるのは、『ウォーキング・デッド』のグレン・マザラ、『レジデント 型破りな天才研修医』のジョイ・ブレイク。
レナが主演する『Beacon 23』は、米MGM+にて11月12日(日)よりリリースとなる。(海外ドラマNAVI)
‘Beacon 23,’ the sci-fi drama starring Lena Headey and Stephan James, has a new home. MGM+ has picked up the series, which was originally greenlit by Spectrum Originals and AMC Networks. The streamer will launch the series on November 12 https://t.co/HPKOsjOamU
— Deadline Hollywood (@DEADLINE) September 20, 2023
参考元:米Deadline
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