『MAD MEN』ジョン・ハムは恩師!あの女優が支えられた思い出を語る

人気ドラマ『MAD MEN マッドメン』に主演したジョン・ハムは俳優になる前、高校で演劇教師を務めていたのだが、彼の教え子だったというエリー・ケンパー(『アンブレイカブル・キミー・シュミット』)が、「ジョンは恩師」だと語っている。

高校在学中、そして卒業してからも…

ジョンとエリーは2015年に始まったNetflixのコメディドラマ『アンブレイカブル・キミー・シュミット』などで共演しているのだが、そもそもの縁はもっと昔に遡る。9歳年齢が離れた両者ともに米ミズーリ州の出身で、セントルイスにあったジョン・バローズ高校に通っていたのだ。しかも、先に高校を卒業していたジョンは、エリーが在籍していた当時の母校に舞い戻り、演劇教師として勤務し始めたのだという。

高校時代にジョンのもとで演技を学んだエリーは、大学卒業後に女優としてキャリアをスタート。ラジオ番組『Andy Cohen Live(原題)』に出演したエリーが、在学中だけでなくキャリア初期にもジョンにサポートしてもらったことを回顧している。

「ジョン・ハムは寛大で無私無欲な人です。私が一人芝居をやっていた時、彼に連絡を取ったんです。小さなコメディショーで、小さなスーツケースに小道具を入れてね。私がロサンゼルスで一人芝居をやっていた頃、すでに彼は『MAD MEN』で有名になっていました。私は高校の名簿から彼に、“こんなショーをやっているので、お忙しいのは分かっていますが、来てくれたら嬉しいです”ってメールを送ったんです。そうしたら彼が本当に来てくれて再会することができました」

それが縁となったのかどうかは不明だが、のちに二人はコメディ映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』(2011)で共演。そして前述の『アンブレイカブル・キミー・シュミット』では、ジョン演じるカルト教団のリーダーにエリー扮するキミーが10年以上も幽閉されていたという、恩師&教え子だった二人の関係を考えると非常に面白い設定を演じていた。

なお、2010年にもエリーは恩師だったジョンについて語っている。「教室は新入生の女子でいっぱいでした。その頃の彼は間違いなくハンサムで、長身で大人の男性に演劇を教わるのは、クラスにイケメンがいるような感じでした」と振り返っていた。

『アンブレイカブル・キミー・シュミット』でエリーとジョンは抜群のケミストリーを見せていたため、二人の再共演が実現することを期待したい。

『アンブレイカブル・キミー・シュミット』はNetflixで配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Entertainment Weekly

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