『ハリー・ポッターと秘密の部屋』でスプロウト先生を演じたミリアム・マーゴリーズが、英BBCの長寿ドラマ『ドクター・フー』の60周年記念番組で重要な役を演じることが明らかとなった。
一見可愛いあのキャラに命を吹き込む
英Radio Timesによると、特別番組でミリアムは、猫のような容姿をした、一見可愛らしいが実は邪悪なクリーチャーであるビープ・ザ・ミープの声を担当するという。このキャラクターは、コミック版「ドクター・フー」の4作目「Doctor Who and the Star Beast」に初登場し、そのほかのメディアでもフィーチャーされたことがある。
現在82歳のミリアムはビープ・ザ・ミープの声を演じることについて、「死ぬ前に、『ドクター・フー』に関わることができてホっとしました。SFに関しては、何が起こるか分かりませんね。おばあちゃんをハッピーにしてくれてありがとう」とコメントしている。
これまでにミリアムは、『ベイブ』シリーズでベイブを支える牧羊犬フライ役の声を担当し、『ムーラン2』や『ハッピー フィート』のアニメ映画にも声優として参加。『ミス・フィッシャーの殺人ミステリー』や『クリーバー・グリーン:型破りな弁護士』などに出演し、現役で活躍を続けるベテラン女優だ。
特別番組については、以前のインタビューでレイチェル・タラレイ監督が、ビープ・ザ・ミープのほかに登場するモンスターや、その撮影で一番大変だったシーンを回顧している。「私にとっては、初めてラース・ウォリアーズと屋外で撮影した時だったと思います。巨大なプラスチックスーツを着て竹馬に乗った身長8フィート(約2.4メートル)の怪物たちがいたので、何も見えなくて立っているのがやっとでした。『ドクター・フー』の典型的な状況ですね」
ラース・ウォリアーズは、ビープ・ザ・ミープに対処するために特別に結成された警察機関として活動していたため、特番ではビープ・ザ・ミープが窮地に立たされることになるようだ。
60周年特別番組には、14代目ドクターとして10代目を演じたデヴィッド・テナントがカムバック。10代目ドクターのコンパニオンの一人として冒険をともにしたドナ・ノーブル役のキャサリン・テイトも続投し、シーズン1~4でショーランナーを務めたラッセル・T・デイヴィースも復帰することが決定している。
放送60周年記念特別番組は、英BBCにて11月に放送予定。(海外ドラマNAVI)
#DoctorWho confirms Miriam Margolyes as iconic character in specialshttps://t.co/Jy3vgy8ChX pic.twitter.com/HWXWiiqOqM
— Radio Times (@RadioTimes) September 14, 2023
参考元:英Radio Times
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