Disney+の新作ドラマ、ベッドシーンが多すぎて専門家を二人雇う

Disney+(ディズニープラス)で制作中の新作ドラマ『Rivals(原題)』の撮影現場では、ベッドシーンが多すぎるあまりインティマシー・コーディネーター(性的描写があるシーンの専門家)が二人雇われたと、出演者の一人が明らかにした。

毎日パーティー三昧、の楽しい現場

英国の作家ジリー・クーパーが1988年に発表した同名小説を原作とする『Rivals』。1980年代のイングランド西部コッツウォルズにあるポロ競技場やテレビ業界を舞台に、裕福な登場人物たちの過激な生活や恋愛模様を描く。ファミリー向け作品が中心のディズニーにしては珍しく性的描写が多い作品のようで、現場ではインティマシー・コーディネーターが一人のみならず二人も手配されたという。

Times紙にこのことを明かしたのはキャストのエイダン・ターナー。映画『ホビット』シリーズのキーリ役や主演ドラマ『風の勇士 ポルダーク』で人気を集めるエイダンは、「この作品はあまりにもセックスシーンが多くて、インティマシー・コーディネーターを二人雇ったんだ。二人だよ!」と発言した。

エイダンは撮影を振り返り、「僕らは毎日、ガーデンパーティーをしているどこかの大きな屋敷にいた。みんなパーティーに向けて準備万端だった。ある夜にはアイビー(100年以上の歴史を誇る老舗レストラン)へ行って、夜遅くまでたくさんカクテルを楽しんだよ」と告白。

よっぽど楽しい現場だったようで、エイダンは「これほどまでにシーズン2を望んだことはない」とも述べている。『Rivals』はクーパーの人気シリーズ「ルツシャー年代記」の一部のため、続編が制作される可能性は十分にある。

共演者として、『グッド・オーメンズ』や『ドクター・フー』で知られる人気俳優デヴィッド・テナントに加えて、『ヒューマンズ』のキャサリン・パーキンソン、『マスケティアーズ』のルーク・パスクァリーノ、『ブラックライトニング』のナフェッサ・ウィリアムズなどが名を連ねている。

最近では『レオナルド ~知られざる天才の肖像~』で主人公のレオナルド・ダ・ヴィンチを演じていたエイダン。待機作としては、『Rivals』のほかAmazonの『Fifteen-Love(原題)』がある。テニス界を舞台にした『Fifteen-Love』では、10代の女子スター選手と不適切な関係を持ったとして告発されるテニスコーチのグレンを演じる。「彼をヴィランとして演じないことが重要だと思った。彼はカリスマ性があって、気さくで協力的で才能がある。既婚者で父親なんだ」と話している。

『Rivals』撮影現場でのエイダンは黒々とした口髭を生やした姿がキャッチされており、これまでとは一味違う姿を見せているようだ。解禁が待ち遠しい。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline