アイルランド大使館主催「アイルランド映画祭2023」6月2日(金)より開催!

美しい自然や神秘的なケルト文化が色濃く残る伝説や神話、さらには独特のリズムを刻むアイリッシュ・ダンスなどで知られるアイルランド。数々の名作映画を生み出してきたことでも知られるが、この度アイルランド大使館が主催する「アイルランド映画祭2023」が、6月2日(金)より角川シネマ有楽町にて開催される。

アイルランドの秀作・傑作を一挙公開!

アイルランド映画に対する評価もより一層高まってきている近年。今年のアカデミー賞では、作品賞、監督賞、主演男優賞をはじめ9部門の候補となった『イニシェリン島の精霊』、国際長編映画賞候補作『The Quiet Girl』、さらには短編実写映画賞を受賞した『アイリッシュ・グッドバイ』など、アイルランド関連の作品及びアイルランド出身者が過去最多の14部門にノミネート! その多彩な魅力に触れられるよう、ドキュメンタリー、アニメーションを含む新旧全9本のアイルランド関連作品が上映される。

今回、日本初公開となるのは、アカデミー賞短編実写映画賞を受賞した『アイリッシュ・グッドバイ』、アイリッシュ・ダンスについてのドキュメンタリー映画『ステップス・オブ・フリーダム』(6月4日上映後に日本人アイリッシュダンサーである林孝之さんが登壇)、1959年製作で初の女性監督ミュリエル・ボックスによるアイルランド映画『もうひとつの楽園』の3本。

さらには音楽に情熱を燃やす若者たちを描いた『シング・ストリート 未来へのうた』、ダブリンを舞台にしたLGBTQがテーマのラブ・コメディ『恋人はアンバー』、名匠アラン・パーカー監督(『アンジェラの灰』)によるソウル・バンド 結成の奮闘劇『ザ・コミットメンツ』といった、多くの名曲に彩られたアイルランドの青春映画の傑作を上映。他にも独自の世界観が美しいアニメーション『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』、映画史にその名を刻むジョン・フォード監督(『男の敵』)の『静かなる男 デジタルリマスター版』、昨年のアカデミー賞で話題になったケネス・ブラナー監督の『ベルファスト』といった、すでに名作の誉れ高い作品もラインナップされている。

上映スケジュールは公式サイトにて:http://irishfilmfes.jp/

「アイルランド映画祭2023」は6月2日(金)~ 6月15日(木)まで、角川シネマ有楽町にて開催。(海外ドラマNAVI)

Photo:「アイルランド映画祭2023」