Prime Videoにて独占配信中の韓国ドラマ『コッソンビ(イケメンの士)熱愛史』。いよいよ5月16日(火)に配信される最終回に向けて物語は加速し、怒涛のように押し寄せる驚きの展開が反響を呼んでいる。そんな本作から、心躍る胸キュン必至なキービジュアルと場面写真、そしてメインキャストによるインタビューが到着した。
韓国ドラマ『コッソンビ(イケメンの士)熱愛史』とは
韓国ドラマ『コッソンビ(イケメンの士)熱愛史』は、大ヒットウェブ小説のドラマ化で、注目の若手俳優たちが集う、日韓同時配信の話題作だ。主人公のユン・ダノを演じるのは、日本でも大きな話題を呼んだ『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』(2022)のシン・イェウン。そして 三人のイケメン下宿生は、カン・サンを『悪の心を読む者たち』(2022)のリョウン、キム・シヨルを『赤い袖先』(2021)のカン・フン、チョン・ユハを『恋するイエカツ』(2021)のチョン・ゴンジュがそれぞれ演じる。
本作の舞台となるのは、主人公ユン・ダノが営む二花院。そこにやってきたのは、科挙を目指すもそれぞれ秘密を抱える若き士人のイケメン三人だ。群れることを嫌う一匹狼でありながら漢陽の女性たちをときめかせる麗しい容姿を持つツンデレ男子のカン・サン、知れば知るほど彼の底の見えない魅力にハマってしまうような女心をくすぐられる無邪気な弟系男子のキム・シヨル、誰よりもユン・ダノのことを思いやり、頭脳明晰で良家出身の完璧男子チョン・ユハ。ユン・ダノは亡き父が残した借金を返済し二花院を守るために、危険を顧みず王が行方を追う“廃世孫イ・ソル”探しに足を踏み入れるが、それを常に身近で見守ってくれたカン・サンと距離を縮めていく―。
16話までの中で想いが通じ合い恋仲となったユン・ダノとカン・サン。今回解禁された新たなキービジュアルでは、神妙な面持ちで抱き合う二人の姿が映し出されている。それは三人の士人の中に“イ・ソル”がいることを知り、複雑な立場になってしまったからなのか。それとも身近なところに王座を争う“イ・ソル”の兄弟がいたからなのか。回を追うごとに次々と波乱が巻き起こる本作…。最終的に王座は誰のものになるのか?そして、心を通わせた二人の恋の行方にも注目だ。
さらに併せて解禁となった場面写真には、ユン・ダノとカン・サンの“頬キス”シーンが切り取られている。両想いになる前のユン・ダノの大胆な行動に目を見開くカン・サン。お互いに想いを寄せつつも立場の違いからなかなかその気持ちを告げることができずもどかしい日々を送っていたが、サンの「俺がそんなに嫌いか?」という質問に、酔ったユン・ダノがカン・サンの頬にキスをして答える胸キュンなシーンだ。この出来事がきっかけで、関係を進展させた二人だが、果たしてどんな恋の結末を迎えるのか?
『ザ・グローリー』では主人公をいじめる主犯格のパク・ヨンジン(高校時代)を演じ、悪役ぶりが目を引いたシン・イェウンだが、真逆の魅力を見せた本作での天真爛漫なヒロインぶりが反響を呼んでいる。シン・イェウンは「時代劇に初めて挑戦するので、最初はとても慎重に取り組みました。そのため過去の作品とは心構えが少し違った気がします。時代劇に不慣れで一度も試したことのない言葉遣いだったので、私のセリフを全部録音して聞くようにしました。」と役作りについて明かし、彼女の演技にも注目だ。
韓国ドラマ『コッソンビ(イケメンの士)熱愛史』メインキャスト インタビュー全文
――初めて台本をもらった時はどうでしたか?また出演のきっかけも教えてください。
シン・イェウン:ダノだけではなくすべてのキャラクターが立体的で生き生きしていて、色んな事件で構成されているストーリーがとても魅力的でした。また、ダノはみんなに愛されるキャラクターで、私も彼女みたいに一度にみんなから愛されてみたいという気持ちで出演を決めました。私が尊敬している大好きな先輩方も共演されるということで、やらずにはいられませんでしたね。
リョウン:初めて台本を読んだ時、カン・サンというキャラクターと、物語の続きが気になりました。またカン・サンに僕と似ている点が多かったので出演を決めました。そして素晴らしい監督、脚本家とご一緒することができ、先輩方と共演できることが嬉しかったです。
カン・フン:第4話まで読んだあと、続きの展開が気になりました。あるセリフがとても気に入って、そのセリフ一つのために、シヨルというキャラクターの役作りを上手くやってみたいと思ったんです。配役も作品も監督も、全てが魅力的でした。
チョン・ゴンジュ:僕も台本が面白かったし、時代劇はチャレンジしてみたいジャンルでした。キャラクターがとても魅力的でした。
――「コッソンビ熱愛史」の主人公ダノを演じるための覚悟と、過去の作品との違いがあれば教えてください
シン・イェウン:時代劇に初めて挑戦するので、最初はとても慎重に取り組みました。そのため過去の作品とは心構えが少し違った気がします。以前まではプレッシャーや不安を感じてましたし、しっかり計算もしていました。でも今は少し余裕が出来て、自分がどうしようというより、この作品をどう作っていくべきかということをたくさん悩むようになりました。今は私のことよりダノの役作りついて、もっと考えるようになりました。
――リョウンさんは作中で唯一の科挙(武科)の受験生として登場しますが、アクションシーンについてはどうでしたか?
リョウン:初めてアクションをした時はとても難しかったです。でも武術のシーンを撮りながら、アクション監督と息を合わせるのは楽しかったです。楽しめるようになってからは、アクションの才能があるんじゃないかと思いました。カン・サンは素手で戦うより剣を主に使うので剣術が一番伸びました。
――カン・フンさんは3作目の時代劇ですが、どんな覚悟がありましたか?他の時代劇との違いは?
カン・フン:全く新しい作品を撮るかのように準備しました。他の時代劇と違う点は、以前の2作とも王宮が舞台でしたが、今回は初めて王宮の外だったので礼儀作法など気にせず、もっと自由気ままに演じることに気を遣いました。王宮では常にひざまずいているので本当に大変なんです。今回はあぐらをかいて座れたのが良かったですね。
――チョン・ゴンジュさんが初めて時代劇を準備しながら、参考にした資料や作品はありますか?
チョン・ゴンジュ:初めての時代劇だったので正直心配でした。それでいろんな時代劇を探してみました。特に『トキメキ☆成均館スキャンダル』を参考にしました。
――シン・イェウンさんとダノの似ているところはありますか?
シン・イェウン:私とダノはよく似ていると思います。ダノの自立的でどんな環境でも生き抜く、そんな強さが似ていると思いますし、自分もそうでありたいなと思います。私がどんなことをしても、みんなに愛されるのはこの作品の中だけだと思います。今はとても幸せです。
――リョウンさんはカン・サンを演じながら共感した部分はありましたか?
リョウン:まずキャラ自体に僕と似ている部分が多いです。真面目で口数も少なくて悩みが尽きないタイプなので、演じながら共感していました。違う部分で言うと、カン・サンはかなりツンデレなんです。でも実はちょっと弱くて強がるのが下手です。
――シン・イェウンさんは初の時代劇での困難を克服するために、どんな努力をしましたか?
シン・イェウン:私が本作を上手くやりきるために基礎的な時代劇のテクニックはしっかり身に付けるべきだと思いました。例えば、時代劇に不慣れで一度も試したことのない言葉遣いだったので、私のセリフを全部録音して聞くようにしました。最後の撮影の時も、録音したファイルを確認したら最初から最後まで全部残っていました。そういったことがとても役に立ちましたね。それと時代劇の言葉遣いで難しい部分がある時は現代語に変えてやってみると、逆に合ったりもしました。現場では先輩方にたくさん助けていただきました。
『コッソンビ(イケメンの士)熱愛史』配信情報
今注目の若手俳優たちが一同に集結した、傑作時代劇『コッソンビ(イケメンの士)熱愛史』は、Prime Videoにて独占配信中。
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