自身の名を冠したトーク番組『The Drew Barrymore Show(原題)』でホストを務める女優ドリュー・バリモアが、かつて女王陛下を演じたこともあるヘレン・ミレンの犬になったと、米Entertainment Weeklyが伝えている。
“ヘレン女王”の愛犬に変身!
人気ドラマ『イエローストーン』のスピンオフ『1923(原題)』のプロモーションも兼ねて、ドリューが司会を務めるこの番組に出演したヘレン。その中で自身にアカデミー賞をもたらした2006年の映画『クィーン』について振り返り、亡きエリザベス女王が愛したコーギーに対する思いを明かした。
「コーギーが大好き。本当に素晴らしい小さな犬なの」と言うヘレンに、「私はコーギーよ」と返したドリュー。「足が小さいの。本当よ」とドリューが言うと、ヘレンは少し驚いた様子を見せながらも「あなたにはコーギーらしさがあるわね。とても好奇心旺盛で、楽しくて、何事にも全力で。そんなあなたはコーギーだわ。それに髪色もコーギーの毛の色のようだし」とドリューの主張を全力で支持した。
するとドリューはここまで肯定してもらえると思っていなかったのか、まるで犬が喜んで尻尾を振っているかのように、ブラウスについたリボンを振り回しながら「これで幸せに死ねるわ」と嬉しそうにヘレンの言葉を受け止めた。「コーギーはとてもおしゃれな犬なのよ」などとコーギーの魅力を語り続けるヘレンの言葉にドリューのコーギースイッチが入ってしまい、急に犬へと変身! 吠えるように高い声をあげ、ヘレンが「お座り!」と言えばおとなしく待ち、「おいで」と呼びかけられると嬉しそうにヘレンのもとへ駆け寄った。
その後もドリューは犬になりきって舌を出しながら大興奮の様子でヘレンと触れ合っており、この寸劇に当人たちも大笑いをしていた。ちょっとした犬と飼い主のやり取りでもクオリティが高いところは、さすがは大物女優たち。彼女たちの思わぬ即興に癒されたというファンも多いに違いない。(海外ドラマNAVI)
Photo:ドリュー・バリモア ©NYRI/FAMOUS