ハリソン・フォードと同じベッドにドキドキ!『イエローストーン』前日譚出演のヘレン・ミレンが語る

ケヴィン・コスナー主演の西部劇ドラマ『イエローストーン』の前日譚『1923(原題)』でハリソン・フォードと共演しているヘレン・ミレン。彼女がハリソンとの久しぶりの共演にドキドキしたと、米Entertainment Weeklyが伝えている。

約35年ぶりの夫婦役にときめき隠せず

『1923』は米Paramount+で昨年12月から今年2月にかけてシーズン1が配信され、同シーズンが最終回を迎える前にシーズン2更新が決定した。『イエローストーン』のダットン家の先祖を描く同作で、今年78歳を迎えるオスカー女優ヘレンは、3つ上のハリソンと夫婦役を演じている。そんなヘレンは、とあるシーンで内心ドキドキしながらも、クールに振る舞わなければならなかったと、とても可愛らしい一面を明かした。

「(夫婦役なので)彼と一緒のベッドに入ったの。首元まで覆われた服を着た状態でね。そうやってベッドに横たわりながら、“私ってば今、ハリソン・フォードと同じベッドにいるんだわ”と思ったら、ドキドキしてしまった。とはいえ、表面上はクールに振る舞わなければならなかったけどね。お願いだからこのことはハリソンには言わないでね。約束して」

実は1986年のピーター・ウィアー監督の映画『モスキート・コースト』でも夫婦役を演じていたヘレンとハリソン。それから35年以上が経ったタイミングで再び夫婦を演じているわけだが、「彼は素晴らしいの。本当よ」とヘレンはハリソンを絶賛。「映画界の大スターとしての地位を確立してきたけれど、それと同時に脚光を浴びることを好まない人。内面も素晴らしい人なの」

「本当に寛大で、信じられないほどプロフェッショナル。映画スターとしてのイメージを少しも損なわないの。彼のことが大好きよ。もし私が結婚していなかったら…」と冗談を交えながら彼への尊敬の念を示した。

今年初めには、反対にハリソンがヘレンを称賛している。人気ホスト、スティーヴン・コルベアのトーク番組に出演したハリソンは、この作品に出演した経緯を以下のように説明。「(『イエローストーン』シリーズのクリエイターである)テイラー・シェリダンが僕と何かやりたいと提案してくれた。その時は脚本はまだ存在しなかったんだけど、代わりに彼はすでにヘレンと話していた。そのことはすごく僕を引きつけたね。その後、彼は素晴らしい脚本を書き上げた」と、ヘレンが出演することも出演を決める理由の一つになったと告白。「彼女は際立っていたよ。彼女を見ると驚かされる。『1923』には身体を使うアクションシーンがたくさんあるんだけど、彼女はすぐに飛び込んで、ヘレン・ミレンがするとは想像もつかないようなことをやってみせるんだ。さすがヘレンだよ」

時代が変わろうともハリウッドの第一線で活躍する二人が互いに認め合っていることが明らかに。尊敬と愛が垣間見えるヘレンとハリソンが再共演した『1923』は、ファンを引き付けるに違いない。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Entertainment Weekly