『アベンジャーズ』シリーズのサノス役でも知られるジョシュ・ブローリンが主演と製作総指揮を務めるミステリードラマ『アウターレンジ ~領域外~』。同作は現在シーズン2の撮影が進行しているが、ジョシュがそのセットで撮影された全裸写真を投稿したと、米Deadlineなど複数のメディアが伝えている。
西部劇に馴染みのあるジョシュ、全裸はお決まりポーズ?
Amazon Prime(プライムビデオ)で2022年から配信が始まり、すでにシーズン2への更新が決定している『アウターレンジ ~領域外~』。米ワイオミング州の荒野の果てで牧場を営むロイヤル・アボットは、自分の土地である謎を発見して以来、不幸な出来事に見舞われるようになり、領地と家族のために立ち上がる…というストーリーだ。
ただいまシーズン2の撮影が行われているというが、ジョシュはそのセットから目が釘付けになってしまう驚きの写真をInstagramに投稿した。そこに写るジョシュは、カウボーイハットとネックレス以外何も身に着けておらず、プールサイドに置かれた椅子に座って足を組み、遠くを見つめている。大事なところはぎりぎり隠されているが、ドキドキしてしまう全裸写真だ。その投稿に添えられたキャプションには「『アウターレンジ』シーズン2のあるシーンの準備中。私たちは今、物事を違う方向へ進めている。変わりゆく世界で、私たちはすべてのことに鋭敏でなければならない。わたしたちは模範でなければならない。作品の写真を投稿することはできないが、これは作中の写真ではない。美しいサンタフェの砂漠での屋外ランチの写真」と書かれている。
ジョシュが写真家のブライアン・ボーウェン・スミスをタグ付けして「セットでの最もプライベートな瞬間を記録してくれてありがとう」と綴っていることから、スミスによって撮影された写真のようだ。
牧場で育ち、西部劇に馴染みがあるジョシュは、過去にも『ノーカントリー』や『トゥルー・グリット』といった作品に出演しており、荒野がよく似合う。「ステレオタイプを引き継ぎながらも、それを壊すというアイデアが気に入った」と『アウターレンジ』に出演すると決めた理由について、以前米Entertainment Weeklyに話していた。「もっと感情的になって、このよく訳の分からない平原を歩くというのは僕にとって怖いことだった。そこに俳優としてとても興味を引かれたんだよ。20年経ってまたドラマに出た理由は、それが僕を怖がらせたから。大きな変化だけど、そこが気に入ったんだ」
『アウターレンジ』でブラッド・ピットとともに製作総指揮に名を連ね、主演も兼任するジョシュは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』や『デッドプール2』といったアメコミ作品をはじめ、『DUNE/デューン 砂の惑星』などヒット映画への出演が絶えないが、ドラマシリーズに本格的に出演するのは2003年に主演した政治ドラマ『Mister Sterling(原題)』以来、20年ぶり。その作品は日本未上陸のため、日本のファンが彼のドラマ界での活躍を見られるのは非常に珍しいと言える。
ちなみに、ジョシュは2020年にも全裸写真を投稿している。その時も屋外で、コーヒー片手に椅子に座り、テーブルに足を上げていることで大事な部分はぎりぎり隠されている写真だった。妻キャスリンが撮ったそちらの写真には「一日の終わりに人生は決まる、どれだけ裸でいたかによってね」というキャプションが添えられていた。
もはや全裸写真はジョシュのお決まりポーズなのかもしれない。
『アウターレンジ ~領域外~』はAmazon Primeにてシーズン1が配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Deadline
Photo:ジョシュ・ブローリン ©NYPW/FAMOUS