英BBCの女子刑務所ドラマに『THE LAST OF US』『ドクター・フー』スターが出演

英BBCの刑務所ドラマ『Time(原題)』シーズン2に出演するキャストが発表された。同局の公式ウェブサイトが伝えている。

キャストほぼ一新で最高の布陣

本国で2021年に放送された『Time』シーズン1は、ショーン・ビーン(『ロード・オブ・ザ・リング』)やスティーヴン・グレアム(『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』)が出演した刑務所ドラマ。全3話のミニシリーズはリアルな描写もあって1200万人近い視聴者を獲得、さらに英国アカデミー賞(BAFTA賞)の作品賞と主演男優賞を受賞するなど高い評価を受けた。

そんな同作は2022年にシーズン2へ更新。その際には、BBCのほか3本のドラマ、マーティン・フリーマン(『SHERLOCK/シャーロック』)主演の刑事ドラマ『レスポンダー 夜に堕ちた警官』、ジェイミー・ドーナン(『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』)主演のクライムサスペンス『ザ・ツーリスト 俺は誰だ?』、サラン・ジョーンズ(『女医フォスター』)主演のクライムミステリー『原潜ヴィジル 水面下の陰謀』もそろってシーズン2製作が決定していた。

『Time』シーズン2の舞台は女子刑務所となる。そしてこの度、新シーズンに出演するキャストが発表された。ベラ・ラムジー(『ミルドレッドの魔女学校』『THE LAST OF US』)、ジョディ・ウィッテカー(『ドクター・フー』)、タマラ・ローレンス(『アンダーカバー 見つめる目』)が新たに加わるほか、シーズン1に出演していたシヴォーン・フィネラン(『ダウントン・アビー』『ハッピー・バレー 復讐の町』)が同じ役で続投する。

シーズン2は前シーズンと同じく全3話で、同じ日に収監された3人の囚人の視点で新たなストーリーが語られる。ジミー・マクガヴァーン(『心理探偵フィッツ』『司祭』)がシーズン1に続いてクリエイターを務めるとともに脚本も執筆する。

シヴォーンが「シーズン2にも出演することができて嬉しいです。今回も胸を打つ素晴らしい脚本です」と述べれば、マクガヴァーンは「私がこれまでに関わったドラマの中でも特に抜きん出たキャストとスタッフが揃いました」と続けており、新シーズンも高いクオリティが期待できそうだ。

女子刑務所といえば、2013年から7シーズン続いたNetflixの『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のほか、2013年から2021年まで放送されたオーストラリア発の『ウェントワース女子刑務所』、2015年から4シーズン製作されたスペイン発の『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』などが人気を博している。

撮影は、シーズン1に続いてリバプールでもうすぐ行われる予定だ。(海外ドラマNAVI)

参考元:英BBC