ポール・ラッド、『フレンズ』最終話に出た時の違和感を語る「いるべきじゃないと思った」

マーベル映画『アントマン』シリーズのスコット・ラング/アントマン役のほか、Disney+(ディズニープラス)の『マーダーズ・イン・ビルディング』やNetflixの『僕と生きる人生』、Apple TV+の『となりの精神科医』といったドラマにも参加しているポール・ラッド。実は大人気ドラマ『フレンズ』のフィナーレに出演していた彼が、その時感じた違和感について語った。米Entertainment Weeklyが報じている。

新参者なのに最終話で重要な役どころとなり…

当時30代前半のポールが演じていたのは、リサ・クドロー扮するフィービーのボーイフレンド、マイク・ハニガン。シーズン9第3話で初登場したマイクはその後も定期的に同作に登場し、最後はシリーズ最終話でフィービーと結婚した。

ポールは朝の番組のインタビューで、『フレンズ』の最終話に出演した時のことを回想。米NBCにて1994年から2004年まで10シーズンにわたって放送された国民的ドラマに参加したことを喜びながらも、230話以上出演してきたメインキャスト6人とともに大団円を迎えたことは居心地が悪かったと振り返っている。

「すごく楽しかったし、素晴らしい経験だった!ちょっとシュールでもあったけどね。僕が加わったのはシリーズのかなり終盤だったから。これほど多くのエピソード(計16話)に出演することになるとは思ってもいなかった。でも、不思議な気分にもなったよ。最終回に出演しながら、“自分はここにいるべきじゃない”と思った。見てはいけないものを最前列で見ているような気分になったんだ。みんな泣いていて、とにかく感動的で、“うわぁ~”って感じだった。もちろん恵まれた状況だったけど、できることなら最前列でなく後ろの方に座って、みんなの邪魔にならないようにしていたかったんだ」

ポールは2021年の『フレンズ:ザ・リユニオン』の再結成スペシャルにも短時間出演したが、その時はほとんどメインキャスト(リサ・クドロー、ジェニファー・アニストン、コートニー・コックス、マット・ルブラン、マシュー・ペリー、デヴィッド・シュワイマー)にスポットライトを託していた。

『フレンズ』、『フレンズ:ザ・リユニオン』は、共にU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Entertainment Weekly

Photo:『フレンズ』(左がマイク役のポール)©Warner Bros. Entertainment Inc