フランスを代表する映画監督オリヴィエ・アサイヤス(『パーソナル・ショッパー』『カルロス』)による96年公開のカルト映画をドラマ化したHBOオリジナルシリーズ『イルマ・ヴェップ』が、11月3日(木・祝)よりU-NEXTにて全8話一挙見放題配信がスタートとなる。
HBOドラマ版『イルマ・ヴェップ』とは?
映画版のストーリーは、香港の女優マギーが、新作映画の撮影でパリに行くが、撮影が遅れるなどのトラブルの中で、映画で試着する衣装を着て現地で盗みを働いてしまうというもの。
ドラマ版では、キャリアにも恋愛にも幻滅したアメリカ⼈映画スターの⼥優ミラが、フランスのサイレント映画『レ・ヴァンピール 吸⾎ギャング団』のリメイク版で“イルマ・ヴェップ”を演じるためにフランスにやってくるところからストーリーは始まる。不気味な犯罪スリラーを背景に、ミラは⾃分⾃⾝と演じるキャラクターの区別が曖昧になっていき…。虚構と現実、芸術と⼈⽣の境界線がゆらぐ不思議な世界観に引き込まれる作品に仕上がっている。
キャスト&スタッフ情報
アサイヤス⾃らが監督、脚本を担当する本シリーズで主人公のミラに扮するのは『トゥームレイダー ファースト・ミッション』や『リリーのすべて』など多くのヒット映画への出演で知られるスウェーデン出身のアリシア・ヴィカンダー。ヴァンサン・マケーニュ(『EDEN/エデン』)、ジャンヌ・バリバール(『バルバラ ~セーヌの黒いバラ~』)、ヴァンサン・ラコスト(『今宵、212号室で』)、パスカル・グレゴリー(『エディット・ピアフ ~愛の讃歌~』)、アレックス・デスカス(『コーヒー&シガレッツ』)らフランス映画界の名優に加え、プエルトリコ出身のアドリア・アルホナ(『グッド・オーメンズ』)、中国出身のヴィヴィアン・ウー(『Away ―遠く離れて―』)など国際⾊豊かな俳優が集結。
HBOが、⽶国気鋭の映画会社A24とタッグを組んだ本作には、『ユーフォリア/EUPHORIA』のクリエイター、サム・レビンソンも製作総指揮として名を連ねている。
『イルマ・ヴェップ』予告編
東京国際映画祭でプレミア上映
10⽉24⽇(月)より開催される第35回東京国際映画祭の「TIFFシリーズ」(TV放映、インターネット配信等を⽬的に製作されたシリーズものの秀作を⽇本国内での公開に先駆け上映する部⾨)にて、『イルマ・ヴェップ』が上映されることが決定!
また、U-NEXTでは、本作の元となった映画『イルマ・ヴェップ』を配信予定のほか、『冷たい⽔』『カルロス』『アクトレス~⼥たちの舞台~』などのアサイヤス監督作品も⾒放題で配信中だ。
『イルマ・ヴェップ』は11月3日(木・祝)よりU-NEXTにて見放題で独占配信。(海外ドラマNAVI)
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Photo:『イルマ・ヴェップ』© 2022 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.