配信サービスDisney+が、ベストセラーファンタジー小説「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」シリーズを正式にドラマ化することを発表した。米Deadlineが報じている。
作家リック・リオーダンによる原作は、1億8000万部以上もの売上を記録している大ヒット小説で、ギリシャ神話の世界と現代を融合させた奇想天外なファンタジー・アドベンチャー。主人公は、ギリシャ神話の神で海を支配するポセイドンと人間の間に生まれた12歳の"デミゴッド"の少年パーシー・ジャクソン。全能の神ゼウスに"稲妻"を盗んだと勘違いされた彼が、誰の手にあるのかわからない"稲妻"をゼウスの元へ返してオリンポスの秩序を取り戻すため、アメリカ全土を旅することになる...というストーリーだ。
警察ドラマ『ザ・ルーキー』を手がけるジョン・スタインバーグと原作者のリオーダンがパイロット版の脚本を担当し、『ザ・マペッツ』や『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』のジェームズ・ボビンが監督を務める予定。また、この3人は製作総指揮も担当する。
小説版は5部構成で、過去には映画版が製作されている。第1作「盗まれた雷撃」と第2作「魔海の冒険」が、それぞれ2010年に『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』、2013年に『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』として公開となっていた。
ロケは今夏に開始される予定で、現在キャスティングが行われている。(海外ドラマNAVI)
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映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』(C)2010 Twentieth Century Fox