アメリカに実在した男女二人組の強盗、ボニーとクライドを描いた映画『俺たちに明日はない』。映画のリメイク版やTVドラマのミニシリーズ製作が報じられるなど、アメリカで依然として人気の高い本作だが、新たにTVシリーズの製作が企画されているようだ。
米Deadlineによると、FOXが映画を基にした現代版『俺たちに明日はない』のTVシリーズ製作に向けて動き出したとのことだ。パイロットの脚本と製作総指揮には『WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!』のライアン・タヴリンが抜擢されている。1967年に公開され、アカデミー賞を受賞した映画版では、主人公のボニーとクライドをフェイ・ダナウェイとウォーレン・ベイティが演じたが、パイロットのキャスティングは、まだ発表されていない。
昨年、映画のリメイク版が製作されると報じられた『俺たちに明日はない』。ボニー役にはヒラリー・ダフが抜擢されたが、妊娠が発覚し降板となった。さらに、今年の初めにはケーブルテレビ局A+EがTVドラマのミニシリーズ製作を発表。マイリー・サイラスがボニー役の候補になっていると報じられたが、諸事情により交渉は成立しなかった。
はたして、今回のパイロット製作は、順調に進むのだろうか? 現代版ということで、オリジナル版とは違うストーリーになるのだろうか? キャスティングも含め、続報に期待したい。(海外ドラマNAVI)
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