『23号室の小悪魔』がシーズン2途中で打ち切り

23号室の小悪魔クリステン・リッターの魅力満載のコメディドラマ『23号室の小悪魔』が、なんとシーズン2半ばにして米ABCの放送枠から外されたことがわかった。

米TV Lineによれば、これまでは毎週火曜日の21時枠で放映されていた『23号室の小悪魔』だが、この時間枠にはエリシャ・カスバード主演の『Happy Endings』という別のドラマが入り、『23号室の小悪魔』は、行き場がなくなった形となった。しかも、シーズン2には8エピソードが未放映で残ったままだという。

米ABCが放映を中止した理由は、やはり視聴率の低下にあるようだ。一時は600万人以上の視聴者を獲得していたシーズン1だったが、シーズン2になり視聴率は低下。直近のエピソードの視聴者数は、およそ半分の300万人だったという。

この決定を受け、出演者のジェームズ・ヴァン・ダー・ビークは自身のTwitterに、「残念ながら『23号室の小悪魔』は放映スケジュールから外れたよ。残りの8エピソードが放映される予定は今のところない。これってつまり、番組はキャンセルになったってことだね」と残念な様子でツイート。出演者にとっても衝撃の決定だったようだ。

『ドーソンズ・クリーク』以来イマイチ当たり役に恵まれないジェームズは、過去の人気にしがみつく俳優として本人役で出演。その自虐ネタが話題を呼び、新境地を開拓したように思えただけに、打ち切りとなればジェームズのみならず、ファンにとっても残念でならない。(海外ドラマNAVI)

Photo:『23号室の小悪魔』
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