24日、TOHOシネマズ六本木にて『世界にひとつのプレイブック』プレミアイベントが開催され、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされている主演ブラッドリー・クーパー(『ハングオーバー』『エイリアス』)が登場。本人の希望により劇場通路から現れたブラッドリーは、丁寧にファンの要望に応え、サインや写真撮影、ときにプレゼントを受け取るなど、ファンサービスにたっぷり時間をかけながらステージへと進んだ。米People誌にて「世界一セクシーな男」に選ばれただけあって、彼の行動の一つ一つに会場のいたるところから女性の声が響きわたり、冒頭から大熱狂の中イベントスタートとなった。
愛する人を失って人生のどん底にいた二人が出会い、再生していく姿を描いた本作。一見シリアスなテーマなのに、登場人物のセリフや行動が常に笑いを誘い、爆笑の後には共感と大粒の涙があふれるという、型破りなラブストーリーとなっている。映画の魅力についてブラッドリーは、「この作品はロマンティックな映画でもあるし、家族の映画でもある。人が生きていく時に互いに人をいかに必要としているかを感じてもらえると思う。この映画を観て"誰かと一緒にいるんだ"って感じてもらえたら嬉しいね」と語った。さらに共演者については、「すべてのキャストがアメイジングだったね。ジェニファー・ローレンスやロバート・デ・ニーロは、演技をするというよりリアルにそこに存在しているという感じで。彼らと演技するのはとてもやりやすかったし、素晴らしい才能あふれる女優ジェニファーや最も偉大なる俳優ロバートと共演できて嬉しかった」と述べた。
イベント会場にスペシャル・ゲストとして登場したのは、出産後初めての公の場に顔を出す女優の黒木メイサ。セクシーな黒いミニドレス姿で登場した黒木は、「二人の傷ついた男女が、二人で支えあっていく姿がとても素敵。家族もまたとっても素敵で、笑いもあるし感動もあって、素晴らしかった」とブラッドリーに映画の感想を伝えた。
ブラッドリーの今後の予定については「監督とは特別な絆ができてね。実は3月にクランクインする映画もラッセル監督なんだ」と次回作についても情報を公開した。
アカデミー賞主要8部門ノミネート(作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞・助演男優賞・助演女優賞・脚本賞・編集賞)の『世界にひとつのプレイブック』はギャガ配給にて、2月22日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、TOHOシネマズ六本木、新宿武蔵野館他全国でロードショーされる。(海外ドラマNAVI)
Photo:ブラッドリー・クーパー
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