「ピアノマン」「ニューヨークの想い」など数多くの名曲で知られる大御所ミュージシャン、ビリー・ジョエルが、27歳の娘アレクサ・レイにストーカー行為を働いていた犯人を、私立探偵を雇って突き止めたという。

御用となったのは、シェリル・フィンレイという40歳の女。ビリーの娘に対して、過去数か月に渡って、60以上のメッセージをフェイスブックで送りつけたといい、その中には、女子どもに対する性暴力、サディスティックな性行動、暴行、殺人、といった過激な内容が含まれていたという。

ビリーは、親交の深い元ビートルズのポール・マッカートニーの勧めを受けて、ヨーロッパにある専門の警備会社に調査を依頼。その結果、女の居場所が判明したという。女は、ミネソタ州の林の中で裸でいるところを現地警察によって確保された。これまでに精神病院に収容され、破産しているという。

現地警察の調書によると、女は「今生のうちに脅すつもりはなかった」「いつか会うことを拒否されたくない」などと供述しているそうだ。

女は現在、アレクサ・レイに対してのストーカー行為の罪に問われている。刑が確定すれば、最大5年の懲役と罰金刑が科されるが、再び精神病院に収容される可能性もあるという。(海外ドラマNAVI)