名探偵シャーロック・ホームズが現代のロンドンで活躍するクライム・サスペンス『SHERLOCK/シャーロック』の製作チームは、シリーズ3のネタばれ防止に懸命なようだ。同シリーズでホームズの天敵モリアーティを演ずるアンドリュー・スコットが、番組キャストには厳しい緘口令(かんこうれい)が敷かれていることを明らかにした。
英ザ・サン紙によれば、アンドリューを含めた全キャストはプロデューサーからドラマの内容を口外することを一切禁じられているという。アンドリューは同紙のインタビューで「あらすじをバラしたりしたら、間違いなくプロデューサーに殺されるよ」と冗談めかしながら、シリーズフィナーレについて「あんなエンディングを迎えるとは思いつかなかった。キャストも完全に騙されたね」と熱弁するなど、逆にしゃべりたくてたまらない様子。さらに「これほどのヒット作になるとは、だれも想像しなかったと思う。シリーズ3の製作はこれまでで最高の体験だったけど、それを家族や友人にすら話せない。話題にすること自体、禁じられているんだ」とやや欲求不満気味な胸の内を明かした。
大ヒット作『SHERLOCK』は、秋から放映開始するシリーズ3を待たずに、シリーズ4の製作がほぼ確定している。(海外ドラマNAVI)
Photo:『SHERLOCK』
(c)Colin Hutton/Steve Brown (c)Hartswood Films 2012