本日夕刻、映画『ローン・レンジャー』のジャパンプレミアが、激しく降りしきる雨の中、六本木ヒルズアリーナにて催された。約2000人のファンと200人を超えるマスコミが大集合する中、主演のアーミー・ハマーとジョニー・デップ、そしてゴア・ヴァービンスキー監督(『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ)とプロデューサーのジェリー・ブラッカイマー(『CSI:』3シリーズ、『コールドケース』)が会場に姿をあらわすと、悲鳴にも近い歓声がわきおこり、4人は握手やサイン、2ショット撮影に応じるなど、時間の許す限りファンのリクエストに応えていた。
本作は、死の世界から正義のために蘇ったヒーロー"ローン・レンジャー"(アーミー)と、復讐に燃える悪霊ハンター・トント(ジョニー)が、聖なる力に導かれ、巨悪に立ち向かうアクションアドベンチャー作品。本作の見どころについてジョニーは「もし、『パイレーツ・オブ・カリビアン』を楽しんでくれた方であれば、きっとこの作品も楽しめるよ! かなりクレイジーで、コメディで、アクションもど派手だからね」と語り、ヴァービンスキーは「コンバンハ、キモサベ!」と日本語で挨拶をした後、「私たちの愛をそそぎこんで作った作品です。皆さんのために作った作品ともいえます」と紹介。ブラッカイマーは「とっても楽しいアクション・アドベンチャー作品になってます。ユーモアもたっぷり入ってますよ」と、肩の力を抜いて楽しめる娯楽作品であることを強調した。
さて、ここまではよくある光景だが「では、アーミーからも一言...」と話を振られ、アーミーが口を開こうとしたところ、その隣にいたジョニー、そしてヴァービンスキーが、自分らが持っているマイクをわざとアーミーの口元ギリギリまで近づけ、まるで突撃芸能リポーターのような悪ふざけを開始!! 観客から大きな笑い声が起こるなか、「ジェリーもやろう! のっかろうよ!」とアイコンタクトを取るジョニーだったが、その誘いにはのらず、穏やかに3人を見守る"大人の対応"を選択したブラッカイマー。結局、アーミーのコメントが終わるまでずっと悪ふざけをしつづけたジョニーだった。
そんなことをされつつも、アーミーは「5月に来日したときとは違い、より強力な仲間たちを引き連れて来日したので、よりエキサイティングな気分です。自分たちも精いっぱい楽しんでこの作品を作ったので、皆さんにも思いっきり楽しんでほしい」とファンに本作をアピールしていた。
映画『ローン・レンジャー』は、8月2日(金)新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー1ほか、全国にて公開される。(海外ドラマNAVI)
Photo:(写真上・左から)ジェリーブラッカイマー、ジョニー・デップ、アーミー・ハマー、ゴア・ヴァービンスキー
(写真下)ジョニーたちの悪ふざけに困惑するアーミー、そしてちょっと気にしているブラッカイマー