最新作『ローン・レンジャー』を引っ提げ、主演コンビのジョニー・デップとアーミー・ハマー、ゴア・ヴァービンスキー監督、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが来日し、7月17日(水)、都内で来日記者会見が行われた。
本作は、悪霊ハンターのトント(デップ)のスピリチュアルな力によって死の淵から甦えった若き検事ジョン・リード(ハマー)が、カリスマ的ヒーロー、ローン・レンジャーとして生まれ変わり、トントとともに巨悪に立ち向かうストーリー。正義を貫こうとするローン・レンジャーと復讐に燃えるトント。ハリウッド史上最もかみ合わないヒーロー×ヒーローが繰り広げるアクションが爽快な作品だ。
本作の見どころは白塗りメイク&鳥の死骸という、デップ演じるトントの奇抜なビジュアル。デップは、今回の役作りについて「子供の頃に見ていた(本作の)TVシリーズでも、トントの方に興味があったんだ。これまで演じた役も、アウトサイダーなキャラクターに魅かれる。今回はネイティブ・アメリカンの絵を見て、"魂のガイド"として鳥を頭に乗せることを思いついたんだ。皆さんもぜひやってみて!」語った。
監督とプロデューサーは共に、「デップの新しいことを取り入れる姿勢にはいつも驚かされる」と語り、ハマーはデップとの初共演を、「物事のディテールをよく観察しているところが特に勉強になった」と敬意を表した。これに対しデップも、「"こんなに楽しいことをやってお金がもらえるなんて!"と現場でアーミーが言っていたとおり、本当に楽しい撮影だった」と応えた。
また、デップは"カッコよさ"の秘訣を聞かれると、「27年以上ホームレスみたいな格好をしている僕には分からないけど(笑)、『"クール"でありたいなら、"アンクール"であれ』ということだね。あとは、世間体は無視して自分らしくいること!」とカッコよく語った。
『ローン・レンジャー』は8月2日(金)より全国公開。(海外ドラマNAVI)
Photo:(左から)ジョニー・デップ、アーミー・ハマー