『グレイズ・アナトミー』のミランダ・ベイリー役でおなじみのチャンドラ・ウィルソンが、昼ドラマの『ジェネラル・ホスピタル』に出演することがわかった。
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『ジェネラル・ホスピタル』は、ニューヨークの病院を舞台に1963年から続く米ABC局長寿番組。チャンドラは、Soaps In Depth誌のインタビューで、「35年間ずっと『ジェネラル・ホスピタル』を見てきたのよ。この番組で私は育ったようなものだし、いつも心のどこかにあるの」と、当番組の大ファンであることを告白。そして、番組への出演を熱望していたという。
「でも、10年間も一緒にやってきたのに、『グレアナ』では誰にも話せなかったわ。だって、皆が『Port Charles』(『ジェネラル・ホスピタル』のスピンオフ)に出演すると思われたらおかしいもの」と、同じ病院を舞台にしたドラマに出演しているがゆえの悩みもあったと明かすチャンドラ。
しかし、ゲスト出演の機会は突然やってきたという。「『ジェネラル~』のフランコ役のロジャー・ハワースが『グレアナ』のセットに遊びに来たの。その時に番組に出演したいと彼に話したんだけど、それからすぐに、製作総指揮のフランク・バレンティーニから出演依頼の電話があったわ。ロジャーのおかげね、とバレンティーニに言ったら、『違う、以前から考えていたんだ』と言われたわ。本当かどうかわからないけど、とにかく嬉しかった」と、チャンドラは念願がかない大喜びだったという。
そうなるとやはり気になるのは、まだ明らかになっていないチャンドラの役柄だ。『ジェネラル~』と『グレアナ』は同じABC局のドラマだけに、チャンドラの分身ともいえるはまり役、ミランダとして出演するという可能性もあるのだろうか。全く違うキャラを演じるチャンドラも見てみたいが、気がふれた入院患者役のチャンドラはあまり見たくない、というファンの本音もちらほら。
同じ医療系ドラマだからこそ、配役が難しいところ。『グレアナ』のミランダが、患者としてやってきて、私生活での意外な一面を見せる...なんて展開がファンには一番うれしいかもしれない。(海外ドラマNAVI)
Photo:チャンドラ・ウィルソン
(c) ABC Studios