シャーロックとワトソンが、実は酔っ払ってゲイクラブに行っていたようだ。先月、イギリス本国で放送されて大好評を博した『SHERLOCK/シャーロック』シーズン3から、とあるシーンがカットされていたと主演のベネディクト・カンバーバッチ(シャーロック役)とマーティン・フリーマン(ワトソン役)が明かしている。
(以下、カットシーンではありますが、シーズン3の内容が含まれています。気になる方はご注意ください)
先日ロンドンで開催されたイベントで、ベネディクトとマーティンがQ&Aセッションに登場し、クリエイターであるスティーヴン・モファットともにシーズン3の裏話を披露した。マーティンは、「酒を飲むシーンは楽しかったけど、残念ながらオンエアでカットされていた部分があったんだ。ゲイクラブのシーンだ」と話し、第2話「The Sign of Three」でのジョンの独身最後のパーティのくだりからゲイクラブのシーンが編集段階でカットされていたことを明かした。
マーティンはこのシーンについて、「(シャーロックとジョンは)かなり酔っ払ってゲイバーにいた。半裸の男たちが目の前を通り過ぎ、二人は困惑するんだ。"なんで僕らはこんなところにいるんだ?"ってね」と説明。はしご酒をした二人が、気がつくとゲイバーにいたという設定だったようだ。一方でベネディクトは、「シャーロックはなぜ男たちが服を着ていないのかまったく分からなくてね。最後には理解するわけだけど」と、シャーロックがいかにも彼らしい反応を取っていたことを打ち明けた。
このシーンをカットした理由について、モファットは「編集前のシーンは長すぎた。視聴者にとってはキツいね。ダラダラと続くんだ」と冗談まじりで答えている。
残念ながらカットされてしまったという貴重なシーン。話を聞く限りはコミカルで面白そうだが...。見られる機会があれば楽しそうだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:『SHERLOCK』はAXNミステリーにて5月6日(火)13:00~23:00 シーズン1&2一挙放送
(c)2010 Hartswood Films