毎年、厳しい視聴率競争が展開する米テレビ界。5月のパイロット・シーズンに向けて更新か、打ち切りかという決定が次々と下されている。当サイトでも、ネットワーク局におけるドラマの行方をご紹介したが、ケーブル局(ペイチャンネル)ではどうなのだろうか。
米TV Series Finalがまとめた番組状況をもとに、主な注目ドラマの行方をご紹介しよう。
『デクスター 警察官は殺人鬼』『HOMELAND/ホームランド』など、他とは違ったダークな大人のドラマを展開する米Showtime。挑戦的なテーマを皮肉たっぷりに描くドラマを得意とするペイチャネルで、独自の道を切り開いてきた。ドラマ通好みのひねりが効いた内容で、同局のドラマの日本上陸率はわりと高く、日本の視聴者好みのドラマが多いとも言える。今期は、昨年のLAスクリーニングに登場した新シリーズ『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』が好調で早々に更新を決めている。
気になるドラマの行方は以下のとおり。(☆は2013-2014の新シリーズ)
【更新決定】
『マット・ルブランの元気か~い?ハリウッド!』
『Homeland』 2014年秋シーズン4がスタート。
『House of Lies』 ドン・チードルが凄腕コンサルタントを演じる。
『Masters of Sex』☆ 2014年7月シーズン2がスタート。
『ナース・ジャッキー』
『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』☆ 2014年7月シーズン2がスタート。
『シェイムレス 俺たちに恥はない』
『Web Therapy』 『フレンズ』のフィービーことリサ・クドローがクリエイターと主演を務めるコメディ。
【終了決定】
『キャシーのbig C いま私にできること』
『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』
『カリフォルニケーション』 最終回は2014年6月下旬。
『デクスター 警察官は殺人鬼』
他局の更新情報も引き続きお伝えする。(海外ドラマNAVI)
Photo:『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』
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