米USAが製作を進めているサイバークライムスリラー『Mr. Robot』のパイロット版に、『トゥルー・ロマンス』など数多くの作品で知られる実力派俳優、クリスチャン・スレイターが出演することがわかった。
米Varietyによると、これは同局が21日付で明らかにしたもので、クリスチャンはタイトルロールであるMr. Robot役を演じるという。同作は、人格障害を患う孤独な天才ハッカー、エリオットがミステリアスな建築家、Mr. Robot(クリスチャン)に出会い、世界的な革命をもくろむ闇組織の陰謀に巻き込まれていくというストーリーだ。主人公エリオット役を演じるのは、『ナイト・ミュージアム』シリーズや『24 -TWENTY FOUR-』で知られる新進俳優ラミ・マレック。そのほかのキャストには映画『her/世界でひとつの彼女』のポーシャ・ダブルデイ、ドラマ『サバーガトーリー/Suburgatory』のカーリー・チェイキン、日本でも公開中のスウェーデン映画『シンプル・シモン』のマッティン・ヴァルストレムの出演が決まっている。
また、製作陣には『Comet』のサム・エスメイル、『TRUE DETECTIVE』のスティーヴ・ゴリン、スウェーデン映画『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』『アンダー・ザ・ドーム』のニールス・アルデン・オプレヴらが名を連ねる。
このところUSAではパイロットの製作発表が相次いでおり、同作はジョシュ・ホロウェイ主演のサスペンス『Colony』、中東を舞台にしたジェニファー・カーペンター主演の『Stanistan』、スペインの人気作家アルトゥーロ・ペレス=レベルテによる世界的ベストセラー、『ジブラルタルの女王』をベースとする『Queen of the South』に次ぎ、同局が発表した4本目のパイロットとなる。(海外ドラマNAVI)
Photo:クリスチャン・スレイター(C)Ima Kuroda / www.HollywoodNewsWire.net