『GOTHAM/ゴッサム』来日キャストインタビュー! ロビン・ロード・テイラー編

世界中で絶大な人気を誇るダークヒーロー・バットマンの相棒である、ゴッサム市警本部長ジェームズ・ゴードンの若き日を描いたドラマ『GOTHAM/ゴッサム』。強烈なキャラクターが続々登場する本作の中でも、かなりインパクトを放っているのがペンギンことオズワルド・コブルポッドを演じているロビン・ロード・テイラーだ。実は相当冷酷な悪人ながら、どこか憎めないペンギンを演じてるロビン。実際にもとてもチャーミングな人柄で、ドラマの魅力を語ってくれた。

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――『GOTHAM』のペンギンはとても魅力的なキャラクターですが、あなたから見たペンギンの魅力とは?

ペンギンのキャラクターはクリエイターのブルーノ・ヘラーによるところが大きいんだけど、キャラクターがみんな敬意を持って共感できる描かれ方をしていて、それは今までのシリーズにはないものだと思うんだ。ドラマではオズワルドがどういう風にペンギンになっていったのかを描いていくわけだけど、今までやってこなかった部分を掘り下げているから、そういう意味ではみなさんがこれまで目にしてきたペンギンとはちょっと違うものになっていると思うし、そこが魅力だと思う。

――ペンギンを演じる上で、どのような形で『GOTHAM』版のキャラクターを創り上げたんでしょう?

僕はあくまでも彼を一人の人間として考えてるんだ。二次元的なキャラクターではなくてね。彼は痛みを抱えていて、いろんな苦悩を乗り越えてきた人なんだ。そんな中、いろんな選択をしていく。それが必ずしも良い選択とは言えないんだけど(苦笑)ただその選択は全て痛みに根差しているものなんだ。原作も読んだりしているんだけど、それによると彼は子供の頃はいじめられっこだったんだ。ちょっとルックスがおかしかったり、芸術志向があるせいでいじめられてたんだ。そこには僕もすごく共感したよ。僕は中西部の田舎出身で、決してスポーツ向きの人間じゃなく、アートや舞台に興味があったし、そういう人間は変わり者扱いされるんだ。いじめられたりはしなかったけど、そういうペンギンの背景にはすごく共感が持てたんだ。

――ペンギンはかなりインパクトのあるキャラクターですが、もしペンギン以外の役を演じるならどのキャラクターが良いですか?

やっぱりジョーカーかな(笑)ただ、ちょっと自分には難しいかなとも思う。なにせジャック・ニコルソンやヒース・レジャーが演じたキャラクターだからね。特にヒースが演じたジョーカーは、実はペンギンを演じる上でも大いに参考にさせてもらったんだけど、ジョーカーといいう漫画的なキャラクターにペーソスを加えた上にすごく重みを持たせているよね。これはなかなか真似できない事で、恐れ多くて出来ないかもしれないね。もちろん僕はペンギンを演じられるだけでも十分にハッピーだけど(笑)

――日本に来てとても楽しんでいる様子ですが、日本のどんな事に興味があるんでしょう?

本当に日本には昔から興味があったんだ。アメリカのメディアの中でもいろんな描かれ方をしているけど、何に惹かれたかと言えば、とてもミステリアスで僕の中ではどこか神話的なイメージがあったところかな。長い歴史があって芸術も文化も豊かな国で、他にはあまりないような独特な文化を生み出しているような印象があるよ。本当に今回はやっと日本に来れたという気持ちで、自分の目で日本を見れたのは本当に嬉しいよ。プロモーションなんかでいろんな国を訪れているけど、他の国と比べても、心のこもった歓迎っぷりに本当に感動しているんだ。それにほら、窓の外を見てよ。もう絶景だよね。本当にエネルギーあふれる街だと思うよ。

明日も、来日したキャストのインタビューを公開予定です!お楽しみに!

■DVD情報
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントより、
7月22日(水)レンタルDVD Vol.1~4(各巻2話収録)/デジタルレンタル順次配信開始
8月12日(水)レンタルDVD Vol.5~8(各巻2話収録)
9月9日 (水)レンタルDVD Vol.9~11(各巻2話収録)
9月9日(水)ブルーレイ&DVD発売
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・ブルーレイ(4枚組)¥16,200+税
・DVD(11枚組)¥14,300+税

『GOTHAM/ゴッサム』ロビン・ロード・テイラー
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