全世界で販売部数2500万部を突破したダイアナ・ガバルドンのベストセラー小説を原作とした、大人のファンタジー・ロマンス巨編『アウトランダー』。現在シーズン2を放送している米Starzが、シーズン3&4の2シーズン分を更新することを発表した。米Varietyが報じている。
【関連コラム】『アウトランダー』 女の願望を開拓する危険な冒険 ハマったら、引き返せないかも!?
同シリーズでは、8篇ある原作を1シーズンに1篇ずつ取り上げており、シーズン3では「時の彼方の再会(原題:Voyager)」、シーズン4では「妖精の丘にふたたび(原題:Drums of Autumn)」がベースとなる。主役の二人を、カトリーナ・バルフ(クレア役)とサム・ヒューアン(ジェイミー役)が演じている。
Starzのクリス・アルブレヒトCEOは、「『アウトランダー』は今までのTVにはなかったようなシリーズです。本当にパワフルな女性の主人公の描写から、ハイランダーの生活様式を破壊するような出来事や、滅多に見られなかった正真正銘の時空を超えたラブストーリーまでを描いています。視聴者をドラマの世界に引き込むだけでなく、情熱や感嘆を引き出せる作品です。今年は、最初の小説がアメリカで出版されてからちょうど25年です。私たちは、ダイアナ・ガバルドンが描き始め、(製作総指揮の)ロナルド・D・ムーアが息を吹き込んだこの物語を続けられて光栄に思っています。カメラの前でも後でも、『アウトランダー』にとってこれ以上のチームはいないでしょう」と語った。
『アウトランダー』のシーズン1は、ゴールデン・グローブ賞において作品賞、主演女優賞、助演男優賞の3部門にノミネートされるなど高い評価を得た。また、一般のファンが選出するピープルズ・チョイス・アワードでも、2年続けて、SF/ファンタジードラマ賞に輝いている。(海外ドラマNAVI)
Photo:『アウトランダー』シーズン2
(C) 2016 Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved.