『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のアノ人が『侍女の物語』ドラマシリーズに出演

女性刑務所を舞台に繰り広げられる人間模様を描くNetflixの人気シリーズ『オレンジ・イズ・ニューブラック』でプッセイを演じたサミラ・ワイリーが、米Huluが手掛ける『侍女の物語』のドラマシリーズに出演することが明らかになった。米Varietyが伝えた。

『侍女の物語』は、1985年に刊行されたマーガレット・アトウッドのベストセラー同名小説が原作。荒廃した近未来社会が舞台の本作は、男性が支配するギリアッド政権のもと、人口を再び増やす窮余の策として、子どもを産むことのできる女性は「侍女」と呼ばれて自由を奪われ、性の奉仕を強要されていた――というストーリーだ。侍女となった主人公オブフレッドを演じるのは、『MAD MEN マッドメン』のエリザベス・モス。今回出演が発表されたサミラは、オブフレッドの大学時代からの友人で同じ侍女でもあるモイラ役に決まった。

脚本・製作総指揮を務めるのは、『The 100/ハンドレッド』や『ユーリカ ~地図にない街~』を手掛けたブルース・ミラー。また、原作者のアトウッドが、コンサルティング・プロデューサーとして参加する。アトウッドは、「MGM(テレビジョン)とHuluが『侍女の物語』をドラマシリーズとして展開してくれることがとても楽しみです。さらに、才能溢れるエリザベス・モスが主演を務めてくれることに非常にワクワクしています」と述べている。

この秋からカナダのトロントで撮影が始まり、2017年にHuluにて配信される予定だ。(海外ドラマNAVI)

Photo:サミラ・ワイリー
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