アンデルセンの「人魚姫」を原作とする1989年のディズニーの人気アニメーション映画『リトル・マーメイド』が、TVドラマ化されることになった。米Freeformが『The Deep（原題）』というタイトルでパイロット版を発注したと、米Hollywood Reporterが報じている。
物語の舞台は、ブリストル・コーヴという、かつて人魚がいたという伝説のある海辺の町。ある謎めいた女の子がこの町にやってきたことでその話が真実だったと判明した時、人間と海の戦いが始まるという。
パイロット版では、エリック・ウォルドとディーン・ホワイト（『ワンス・アポン・ア・タイム』）が脚本を担当し、スコット・スチュワート（『DEFIANCE／ディファイアンス』）がメガホンを取る。製作総指揮はブラッド・ラフ（『PARKER／パーカー』）、ネイト・フーパー、R・D・ロブ（『カリフォルニア・ゾンビ逃避行』）、ショーランナーはエミリー・ホワイトセル（『ダーティー・セクシー・マネー』）が務める。
Freeformのプログラム＆開発部門代表のキャリー・バークは、「『The Deep』は、"人魚"と聞いて連想するような物語とは全く異なるドラマになります。脚本はスリルと物語の複雑さ、怖さを兼ね備えた仕上がりで、私たちは人魚を通して執念と暴力というテーマを追求できることを楽しみにしています」と述べている。
また、『リトル・マーメイド』は映画実写版の企画も進行中。『The Little Mermaid（原題）』というタイトルの同作では、クロエ・グレース・モレッツ（『キック・アス』）が主演を務め、ユニバーサル・ピクチャーズが製作を担う。
『The Deep』パイロット版のキャスティングはまだ発表されていないが、撮影はカナダのバンクーバーにて9月から開始予定。（海外ドラマNAVI）
Photo：実写版映画で主演を務めるクロエ・グレース・モレッツ
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