『NCIS』マイケル・ウェザリー、新作ドラマ『Bull』の魅力を解説

大人気の犯罪捜査ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』でシーズン1から13シーズンにわたりアンソニー・‟トニー"・ディノッゾ捜査官を演じ、先月米CBSで放送されたシーズン13の最終話をもって降板していたマイケル・ウェザリー。「新しい変化が必要だった」という彼が、新たなドラマシリーズ『Bull(原題)』への意気込みを語っている。米E!Onlineが報じた。

ロサンゼルスで開催されたTV批評家協会による夏のプレスツアーで、『Bull』のプレスインタビューに登壇したマイケル。『NCIS』シリーズを卒業して新作ドラマに主演することとなった彼が、「『NCIS』で燃え尽きてしまったわけではなく、新しいチャレンジに挑む準備ができていたんだ。時として、変化は休暇と同じぐらい良いことだからね」と打ち明けている。

CBSが製作する『Bull』は、人気トーク番組『Dr.Phil(原題)』で司会を務める著名な心理学者フィル・マックグロウの若かりし頃をモデルにした作品。TV番組でパーソナリティを務める以前、裁判で陪審員の心理を分析し、被告弁護団をコンサルティングしていたフィルが、‟ドクター・ブル"と呼ばれていた時代を描く法廷ドラマだ。

マイケルがブルの役作りをする上で、マックグロウ本人が役作りに手を貸してくれたという。「フィルは頭の回転が速くて人間の言動を理解しているから、会話が弾んで面白かったよ。‟なぜブルが人間の言動に興味を持ったのか、また、彼という男の本質を分析しよう"といった感じで、すぐに本題に入れたんだ」と言い、13年間親しんだトニー役とは異なる役に挑むことを楽しんでいる様子。

そして、「本作は伝記ドラマではない。フィルは、人間の素朴さとその危うさを理解し、高い知性を持つ複雑な人物像のインスピレーションになっているんだ」とも付け加えている。

マイケルが新境地に挑む『Bull』は、米CBSにて9月20日(火)より放送スタート。(海外ドラマNAVI)

Photo:マイケル・ウェザリー
(C)Izumi Hasegawa/HollywoodNewsWire.net