米CBSの人気リーガルドラマ『グッド・ワイフ』でイーライ・ゴールド役を演じていたアラン・カミングが、同局が新たに製作するTVシリーズ『Dr. Death（原題）』に出演＆製作総指揮を務めることが明らかになった。米Deadlineが報じている。
『Dr. Death』は、『暴走地区-ZOO-』の原作を執筆した作家ジェームズ・パターソンの来年発売される同名小説が原作。"普通"の人生を手に入れた元CIA情報部員の主人公（アラン）が、連続殺人犯を捕まえるためにニューヨーク市警から協力を依頼されたことで"元の生活"に戻ることを余儀なくされるというストーリーだ。『救命医ハンク セレブ診療ファイル』のショーランナーだったマイケル・ローチが脚本を執筆する。アラン、ローチに加え、アレックス・カーツマン（『HAWAII FIVE-0』）、ビル・ロビンソン（『暴走地区-ZOO-』）、レオポルド・ゴウト（『暴走地区-ZOO-』）らが製作総指揮を務める。
CBSスタジオと共に制作を担うSecret Hideoutは、同局の動画配信サービスCBS All Accessで2017年5月から配信予定の『スター・トレック』シリーズの最新作『Star Trek: Discovery（原題）』も手掛けており、カーツマンはこちらでも製作総指揮を務めている。
個性的な役で舞台・映画・TVと多岐にわたって活動しているアランは、日本でも度々公演されているブロードウェイの人気ミュージカル『キャバレー』でトニー賞ミュージカル部門主演男優賞を獲得していることでも知られる。また、5月まで放送されていた『グッド・ワイフ』では、敏腕政治コンサルタントのイーライ・ゴールド役を好演し、ゴールデン・グローブ賞に2度、エミー賞に3度ノミネートされている。『グッド・ワイフ』は、CBS All Accessにてスピンオフの製作が決定しており、アランが復帰するかは今のところ不明だが、イーライの娘マリッサ役を演じたサラ・スティール（『ゴシップガール』）はレギュラー出演する。
パターソンとハワード・ローワンが共同で執筆した原作小説は、2017年にLittle, Brownから出版される。（海外ドラマNAVI）
Photo：アラン・カミング
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