ミステリの女王、アガサ・クリスティーの代表作の一つを豪華キャストで映像化した、『アガサ・クリスティー そして誰もいなくなった』が、NHK BSプレミアムにて11月27日(日)より日本初放送となる。
孤島の邸宅に閉じ込められた10人の男女が、わらべ歌の歌詞の通りに一人ずつ殺されていく...。その後のミステリーにも大きな影響を与えた設定、クリスティーらしい巧妙なプロットは今見ても楽しめるクオリティだ。
これまで何度も映像化されてきた原作を、あらためて英BBCが手掛けた本作に出演するのは、メイヴ・ダーモディ(『ブラック・ウォーター』)、チャールズ・ダンス(『ゲーム・オブ・スローンズ』)、エイダン・ターナー(『ホビット』)、サム・ニール(『ジュラシック・パーク』)、トビー・スティーヴンス(『Black Sails/ブラック・セイルズ』)、バーン・ゴーマン(『秘密情報部 トーチウッド』)、ミランダ・リチャードソン(『ハリー・ポッターと死の秘宝』)、ダグラス・ブース(『高慢と偏見とゾンビ』)、ノア・テイラー(『シャイン』)、アンナ・マックスウェル・マーティン(『高慢と偏見、そして殺人』)。
製作を務めるのは、同じくクリスティー作品の『ミス・マープル』シリーズを長年手掛けてきたダミアン・ティマーとマシュー・リード、『カジュアル・ベイカンシー 突然の空席』のサラ・フェルプス。演出は、『ヒットマン レクイエム』のクレイグ・ヴィヴェイロスが担当している。
1939年、謎のオーエン夫妻から孤島の邸宅に招待された8人の男女と、彼らを迎えた使用人の夫婦。その邸宅のすべての客間には「兵隊の歌」の歌詞が飾られていた。「10人の兵隊が食事に行き、一人が喉を詰まらせて9人になった」で始まり、一人ずつ減っていくわらべ歌だ。屋敷に着いて夕食をとった後、突然レコードが再生され、屋敷にいる10人それぞれが過去に犯した殺人を糾弾する声が響き渡る。その直後、一人目の死者が出る。その死に方はわらべ歌の通りだった...。
ミステリの本場イギリスで大絶賛された『アガサ・クリスティー そして誰もいなくなった』(全3回)は、NHK BSプレミアムにて11月27日(日)21:00よりスタート。毎週日曜21:00から放送される。(海外ドラマNAVI)
Photo:『アガサ・クリスティー そして誰もいなくなった』
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