その年に最も活躍したり話題になった人物「パーソン・オブ・ザ・イヤー」や「世界で最も影響力のある100人」を選出することで知られる米雑誌TIMEが、「2016年の最悪な曲」というトップ10を発表した。
順位は以下の通り。
1位 「Can"t Stop the Feeling !」by ジャスティン・ティンバーレイク
2位 「Mom」by メーガン・トレイナー
3位 「Team」by イギー・アゼリア
4位 「Ghostbusters (I"m Not Afraid)」by フォール・アウト・ボーイズ&ミッシー・エリオット
5位 「Bad Things」by マシンガン・ケリー
6位 「I Took a Pill in Ibiza」by マイク・ポズナー
7位 「i hate u, i love u」by グナッシュ
8位 「No」by メーガン・トレイナー
9位 「Private Show」by ブリトニー・スピアーズ
10位 「7 Years」by ルーカス・グラハム
全米をはじめとした音楽チャートを賑わせたヒット曲の数々がランクイン。同誌の批評によれば、ブリトニー・スピアーズの「Private Show」は「ガーリーな彼女の声がゆがめられていて不快」であり、2曲がエントリーしたメーガン・トレイナーについては、8位の「No」は「一見フェミニスト的な曲だが、実際は繰り返しのメロディ同様、歌詞も薄っぺら」、2位の「Mom」は「内容が、謙虚に見せかけた自慢話」とバッサリ。7位に入ったグナッシュのバラード「i hate u, i love u」は「2016年の最も憂鬱な曲」、6位のマイク・ポズナーによる「I Took a Pill in Ibiza」に関しては、アコースティックバージョンのオリジナルを褒める一方、シーブによるリミックスが「曲の本来持っていたウィットを奪ってしまった」として"連帯責任"を負わせている。
また、リブート映画の主題歌となった4位のフォール・アウト・ボーイズ&ミッシー・エリオットによる「Ghostbusters (I"m Not Afraid)」については、「"Ghostbusters!"と"I"m Not Afraid"の連呼がいただけず、ミッシー・エリオットもその状況を救えていない」と辛辣。3位の「Team」に対しては、イギー・アゼリアのテンポがゆっくりしたラップは問題ないとしながらも、「あくびの出そうなリズム」によって上位ランクインとなったと説明。
そして、1位に選ばれたジャスティン・ティンバーレイクの「Can"t Stop the Feeling !」に関しては、「"夏の曲"として出したが、まったくインスピレーションが感じられない。気持ちはどうでもいいから、とにかくこの曲を止めてくれ」と、曲名になぞらえながら酷評している。この曲は全米ビルボードで1位に輝いていたが、興行的に大きな成功を収めても関係なかったようだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:ジャスティン・ティンバーレイク
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