『ビバヒル』新聞部編集長アンドレア、実生活で全米俳優労働組合会長になっていた!

1990年代に全世界でセンセーショナルを巻き起こした青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校/青春白書』。本シリーズでビバリーヒルズ高校新聞部編集長だった優等生、アンドレア・ザッカーマン役で有名なガブリエル・カーテリスが、SAG-AFTRA(全米映画俳優組合・テレビラジオ芸能人組合)の会長として、長年に渡る同組合の改革要望が実現することを発表した。

米Varietyによると、これまでSAG-AFTRA所属の160,000人にも及ぶ会員には、テレビなどの再放送出演料が、小切手で支払われていたが、今回ソフトウェア会社Exactualsとの提携により、銀行振込での支払いが開始されることになったという。ガブリエルは、「会員は振込での支払いを強く望んでいました。長期間の話し合いの末、組合の希望が実現したことをうれしく思います」とコメント。

現在、新支払い方法に関してはベータテスト中で、2017年中には新方式が広まっていく予定。現在SAG-AFTRAは再放送出演料に関して、年間400万枚、金額にして約1100億円相当の小切手を発行しており、2014年には発行までに8週間かかっていた期間が2014年には3週間まで短縮された。再放送出演料それ自体も1952年に規定されたもので、当初はテレビ番組の再放送だけに適応されていたが、1960年に、映画がテレビ局に売られて放送された際にも適応されるようになった。

ガブリエルは、2013年まで『ザ・ミドル ~中流家族のフツーの幸せ』や『THE EVENT/イベント』と様々なドラマに出演していたが、2012年にSAG-AFTRA副会長に任命され、前会長のケン・ハワードが2016年3月23日に死去したのち会長代理を務めていたが、同年4月9日に正式に会長に選出された。

ビバリーヒルズ高校一の優等生アンドレアを演じていたガブリエルは、実生活でも俳優たちの希望を叶えるため熱心に働き、改革をもたらす素晴らしい女性になっているようだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ビバリーヒルズ高校白書』
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